永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

わたしの『マチオモイ帖』。わたしの『門司港帖』。

2012-02-04 09:39:18 | アート・文化
東京ミッドタウン・デザインハブで2月10日(金)から2月26日(日)の期間で開催される『my home town わたしのマチオモイ帖』特別展に、わたしの絵本『小さな町はたから箱・門司港帖』も出展参加します。
この特別展は大阪市・(財)大阪市都市型産業振興センタ-クリエイテイブネットワークセンター大阪 メビック扇町の主催で、全国のプロクリエイターよるミニブックと映像を展覧するものです。わたしも趣旨呼びかけに賛同しまして参加します。
主催者によるとこの展覧会の発端は瀬戸内海のある小さな島の町を一冊の帳面に、ひとりの女性クリエイタ-の方をこの島が育んでくれたことを、この女性ご自身で冊子につくられ、そのことが町の人々や島に訪れる人たちに感動を拡げて、その後、大阪のクリエイターの人たちにも拡がり、クリエイターの各々のふるさとや町にたいする思いを冊子にして、昨年、大阪で2回展覧会をされて大きな反響を呼び、さらに日本中に、全国各地のたいせつな町の思いを広げる趣旨でこんどの東京ミッドタウン・デザインハブで特別展を開催されることになったらしいです。

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小さな町はたから箱・門司港帖〈C〉: 永野宏三

わたしも数年前に、わたしの人生を育んでくれた『門司港』をひとつの絵本にしました。『my home town わたしのマチオモイ帖』特別展の趣旨にすごく感動し啓示を受けて、この絵本に若干のリメイクをして『小さな町はたから箱・門司港帖』を出展しました。ちなみにわたしの冊子の思いを次ぎに記しました。
『門司港は二十世紀が育んだ町。どこの町にもあった素朴な人々の暮しの日本の原風景が今も色濃く残っています。門司港のあちこちに残る昔ながらの海峡の倉庫街、港駅、下町の風景と暮し。町並みにはいま私たち現代に生きる人々が忘れかけている優しい心のふれあいと温もりがあり今も息づいています。』

機会ございましたら会場で全国クリエイターによるミニブック281册と映像47本をご観覧されるとこをおすすめします。きっと温かい気持ちで見たことのなかった日本各地の町の風景や思いが見えてくるかもしれません。