永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

旅を歩く。戸畑を歩く。〈ボヘミアンの旅風景?北九州戸畑編〉

2012-02-22 12:46:51 | アート・文化
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戸畑駅界隈。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ



まだまだ寒い日がつづいています。ボヘミアンの旅は若松区南海岸の町をスタートしてから北九州のあちこちをずいぶんと歩きました。もう半年くらいになるでしょうか、点と点を繋ぎ道を辿り歩きました。目的地には極力、公共交通機関を利用してその土地の玄関口である駅に降り立ちその町の匂いを嗅ぐことから探索をはじめました。
思えばほとんどの町の要所が再開発などによりすっかりきれい綺麗になってしまってどこも同じような街のつくりになっていました。
町おこしはてっとり早く古い町並を高層ビルや大型ショッピングのある通りに作りかえられた街になっていました。どこもあまり個性のある街とは思えず、かたちにはまった光景ばかりです。都市の便利さは人を呼ぶという経済上の街づくりはわかるのですが、街は人との繋がりが最も大事なところではあります。町には昔から住みつづけている人もいます。愛着があると思います。いかに『町を思う』かという、こころの部分がたいせつではないかと思います。

昨年秋からことしにかけて小倉を歩き回っていましたが、こんどは戸畑を探索してみようとコンパスを向けました。
小倉から戸畑までは電車で12分くらいで着くことができます。電車が戸畑に近づくと、先ずは上り下りからも海側の街並向こうには赤く彩られた若戸大橋が目に入ってきます。
改札を出るとJR戸畑駅南口を中心にコの字形に、複合公共施設と大型商業施設が起伏と回遊性のある姿を見せています。その昔駅前界隈は、再開発をされる前は駅すぐ横には日立金属の大きな工場がありました。
戸畑駅前も以前の面影とはすっかり様変わりしていて、大型ショッピングセンターを中心とした現代的なつくりの街になっていました。  
                     








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