永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

黒崎駅とその界隈。 〈ボヘミアンの旅風景?北九州八幡西編〉

2011-11-05 05:05:20 | アート・文化
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黒崎駅。〈C〉著作権者: 永野宏三・ひろみプロ


空中回廊の上に瀟洒な駅舎の黒崎駅。駅を中心に扇型に広がる商店街と駅横のデパートを繋いでいます。回廊は都心の中の公園を思わせ、黒崎の街が一望できます。デッキの下は国道3号線が大動脈をなしています。ここの交通渋滞は有名です。古くは長崎街道・筑前六宿のひとつ黒崎宿として知られる交通の要衝です。
昨今は大型ショッピングセンターが新しい流通形態を担っていて、昔ながらの商店街はどこも衰退の一方ですが、黒崎駅前の商店街は街に人を呼び戻そうといろいろ仕掛けで積極的に街おこしを図られているようです。
北九州市の副都心として位置付けられている街ですが、黒崎商人という伝統的名称があります。この心意気がこの街を支えているのではないでしょうか。



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現実という四次元の影、それは夢うつつな、そして記憶の中の〈いつか見た風景〉なのかもしれません。わたしは、いま思うとそんな光景の絵ばかりを描いていたような気がします。描いた絵を今回思い切って発表してみることにしました。背景は、メタフォリックに門司港のあちこちに今も残る昔ながらの海峡の倉庫街、港駅、下町の風景と暮しです。こんな展覧会を、門司港の“ティー・ルーム センガク”さんでします。お時間ございましたら、わたしの童景画をご高覧いただけると幸いです。
門司港・ティー・ルーム センガク
平成23 年11月17日(火)~ 平成23 年11月26日(土)水曜日・定休
北九州市門司区東港町2-23(出光美術館うら・遊歩道沿)
tel 093-321-6700