昨日和布刈の海岸に久しぶりに行きました。海峡からの潮風はとても気持ちよく打ち寄せる波の音が懐かしく、和布刈はいつ来ても磯の懐かしさを感じます。海岸には柵がしてあって、今ほんとうは岩に乗ったらいけないのですが、昔和布刈に行くと、よく岩に登って蟹を採っていたので体が憶えているのでヒョイヒョイ登りました。岩の隙間にはヨロイ武者とよく似た四角ばった蟹がはっていました。色もかたちもヨロイは着た武者にそっくりです。岩の影でゴソゴソはっている姿は見飽きることはありません。蟹の動く姿を見ていると、今の日本の政界や大相撲界を見ているようです。ヨロイを着ると、みんな何で無表情になりギクシャクするのかなと思いました。何だか日本はだんだんおもしろくない国になっていくようで気になって仕方ありません。