このところのあらゆる情報メディアからは、グルジア、日本の総理の突然の辞任、華々しい自民党の総裁選ショー、大相撲、事故米、キム・イルソンの重病説、あいかわらずの年金問題。その間に日常の小さな報道の中の殺人事件などとあまりにも目まぐるしい。TV、新聞、インターネットと見なければ情報の渦に巻き込まれないで済むのだが、現実と虚構が交錯する現代社会でものごとを判断していかなければならないので、そういうわけにはいかないような気もするから、情報空間についついアンテナをはって情報を求める。でも、自分の本来の感覚が圧迫されているようでストレスが溜まる。情報は電子メディアの社会で当り前のように無くてはならないもので、生活の中にアメーバのようにどかっと這いつくばっている。凄まじいまでの情報の変化の速さは、僕の自意識の中ではあまりにも破壊をもたらすしているような気がするのだ。できるだけ無秩序な情報の波に喘がないように、そこそこに情報を採ってすぐ捨てるようにしていこうと思う。