永野宏三のデザイン館&童画館  アート日和のできごと

イスラエル国立美術館、ミュンヘン国立応用美術館、国立国会図書館、武蔵野美術大学美術館図書館他に永野宏三の主な作品が収蔵。

時代の反映。

2008-09-16 17:13:24 | 日記・エッセイ・コラム
あるデザインの審査会に出席するために福岡に行く。ほとんど一日がかりの福岡に、連休明けだから疲れる。審査をしていて感じるのが、最近のご時勢からか暗いテーマが多い。デザインだからテーマが時代を表すのは当然のところもあるが、それにしても暗い。環境破壊、自殺防止、若い人の悩みなどがテーマにあがっている。この数年、世間ぜんたいが時代の閉塞感、将来への不安があるから、テーマがそうなってしまうのだろうか。別に無理に明るくする必要もないのだろうが、クリエイターのこころ模様が自然とそうなっているのだろうか。でも、何だか息が詰まってしかたがない。