えー、前の記事も書きましたが、今回は映画同様の2部構成です。
もし前の記事を読んでいない方がいらっしゃいましたら、是非、ひとつ前の記事からお読みください。
てなわけで、続いてのネタも、
「仮面ライダーダブル&ディケイドMOVEI大戦2010」
「仮面ライダーW(ダブル)・ビギンズナイト」編でございます。
ディケイドの後を継いで「平成ライダー10周年記念作品・第2弾」として始まったダブル。それまでの平成ライダーとは根本的に「一線を隔す」目論見が盛りだくさんな作品でありますが、その始まり方は衝撃的でありました。
巨大なタワーのロビーで、少年を連れて敵から逃れる白装束の男と主人公。
対する大勢の黒装束の男達が放つ銃弾の中、白装束の男は倒れ、主人公に帽子とアタッシュケースと少年を託します。
「おやっさーん!!」
叫ぶ主人公・翔太郎に、少年=フィリップは、アタッシュケースを開き、冷静に問いかけます。
「悪魔と相乗りする勇気、あるか?」
これがWの誕生であり、「ビギンズナイト」でありました。
今回の映画では、ある事件をきっかけに、この夜から引きずっている二人の秘密と後悔、そして新たなる「決意」と「始まり」が描かれます。
・・・・って、すいません。
これでほとんどネタバレしてしまったようなモンですよ、TVシリーズを観ている人にとっては。
いやぁ、良かったですよ、ホント。
これで「前半のディケイド」が救われたような気さえしました、ワタシとしましては。
ホント、作りこんでるなぁ。ホントに「子供の為」の作品なんだろか。
つうか、正直、「スパイダーマン」とかね、「Xメン」とかね、「マトリックス」とかより、よっぽどストーリーとして評価できますよ、ワタシとしては。
そしてゲストの吉川晃司さんが素晴らしい。
いやぁ、一昨年の「牙王=渡辺裕之」さんばりにキャラが立っておりますよ。
「これぞハードボイルド」てな感じで。・・・・多分、日本で「フィリップ・マーロウ」を描くなら、こんな感じだろう、というような描き方。
「シンバルキック」、ちゃんとやってるし。
主役の桐山 蓮君=左翔太郎・菅田将暉
君=フィリップの二人にしても、「こうしてこの二人がコンビとなって、これまで上手くやってきている」という部分、かなりこだわって演じている感があり、そこら辺、非常に好感が持てますし、山本ひかるさん=鳴海亜樹子のはっちゃけぶりとその真逆なシリアスシーンについても、「よくやったなぁ」と。
まぁ、それらを踏まえてともかく感心したのが、「ディケイドとの共演作」でありながら、決して「映画然」とせず、「TVシリーズの重要なターニングポイント」という大前提を崩さなかったこと。これはね、脚本の三条 陸さんを褒めたい。
観終わったあと、来週のTVシリーズ放送が楽しみになるという。・・・・ここら辺が素晴らしい。
・・・・しかしてこれ以上はホントにそのまんま全部語ってしまいそうなんで止めておきますが・・・・。
えー、世のお子様・お父様、これを観ないとね、これからの「W」の愉しみが半減するような・・・・、いや、観なくても楽しいかも知れませんが、「知った上でライダー達(周囲の人たちや園咲家の人々まで含む)の日常と活躍」を観た方が、おそらくいろんなトコロで納得できると思います。
是非。
って、オレは東映の人か。
もし前の記事を読んでいない方がいらっしゃいましたら、是非、ひとつ前の記事からお読みください。
てなわけで、続いてのネタも、
「仮面ライダーダブル&ディケイドMOVEI大戦2010」
「仮面ライダーW(ダブル)・ビギンズナイト」編でございます。
ディケイドの後を継いで「平成ライダー10周年記念作品・第2弾」として始まったダブル。それまでの平成ライダーとは根本的に「一線を隔す」目論見が盛りだくさんな作品でありますが、その始まり方は衝撃的でありました。
巨大なタワーのロビーで、少年を連れて敵から逃れる白装束の男と主人公。
対する大勢の黒装束の男達が放つ銃弾の中、白装束の男は倒れ、主人公に帽子とアタッシュケースと少年を託します。
「おやっさーん!!」
叫ぶ主人公・翔太郎に、少年=フィリップは、アタッシュケースを開き、冷静に問いかけます。
「悪魔と相乗りする勇気、あるか?」
これがWの誕生であり、「ビギンズナイト」でありました。
今回の映画では、ある事件をきっかけに、この夜から引きずっている二人の秘密と後悔、そして新たなる「決意」と「始まり」が描かれます。
・・・・って、すいません。
これでほとんどネタバレしてしまったようなモンですよ、TVシリーズを観ている人にとっては。
いやぁ、良かったですよ、ホント。
これで「前半のディケイド」が救われたような気さえしました、ワタシとしましては。
ホント、作りこんでるなぁ。ホントに「子供の為」の作品なんだろか。
つうか、正直、「スパイダーマン」とかね、「Xメン」とかね、「マトリックス」とかより、よっぽどストーリーとして評価できますよ、ワタシとしては。
そしてゲストの吉川晃司さんが素晴らしい。
いやぁ、一昨年の「牙王=渡辺裕之」さんばりにキャラが立っておりますよ。
「これぞハードボイルド」てな感じで。・・・・多分、日本で「フィリップ・マーロウ」を描くなら、こんな感じだろう、というような描き方。
「シンバルキック」、ちゃんとやってるし。
主役の桐山 蓮君=左翔太郎・菅田将暉
君=フィリップの二人にしても、「こうしてこの二人がコンビとなって、これまで上手くやってきている」という部分、かなりこだわって演じている感があり、そこら辺、非常に好感が持てますし、山本ひかるさん=鳴海亜樹子のはっちゃけぶりとその真逆なシリアスシーンについても、「よくやったなぁ」と。
まぁ、それらを踏まえてともかく感心したのが、「ディケイドとの共演作」でありながら、決して「映画然」とせず、「TVシリーズの重要なターニングポイント」という大前提を崩さなかったこと。これはね、脚本の三条 陸さんを褒めたい。
観終わったあと、来週のTVシリーズ放送が楽しみになるという。・・・・ここら辺が素晴らしい。
・・・・しかしてこれ以上はホントにそのまんま全部語ってしまいそうなんで止めておきますが・・・・。
えー、世のお子様・お父様、これを観ないとね、これからの「W」の愉しみが半減するような・・・・、いや、観なくても楽しいかも知れませんが、「知った上でライダー達(周囲の人たちや園咲家の人々まで含む)の日常と活躍」を観た方が、おそらくいろんなトコロで納得できると思います。
是非。
って、オレは東映の人か。