凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

これで終わり?/ディケイド編

2009年12月15日 | 映画
えー、観てきましたよ。
3か月経ってからの、「本当の最終回」を。
なんつって良いのやら・・・・。

てなわけで、今回は故あっての二部構成です。
仮面ライダーダブル&ディケイドMOVEI大戦2010

まずは「仮面ライダーディケイド」編を。

9つの平成ライダー世界と、ネガ・ディエンド・そして昭和ライダーの世界を巡って、それでも自分の世界を見つけられなかったディケイド。
世界の崩壊が進み、ついに融合が始まろうとする中、自分を信じてくれた仲間たちの為に、一人戦地に赴く。
圧倒的なアポロガイストの強さに倒れそうになるが、旅の仲間=クウガ・ディエンド、そして響鬼・キバが助太刀に来て・・・・。
そして、アポロガイストとの決着こそつくが、それは「真のライダー大戦」の始まりだった。

・・・・というのがTVシリーズ「仮面ライダーディケイド」の最終回。

まー、以前にも書きましたが、「これで世のお父さん達が、子供たちにどう説明するのよ?」てな話でした。
仲間だったはずのディエンドにいきなり撃たれるしね。
で、今回の映画は「完結編」。

な、ハズです。
ハズですよ、ホント。

映画始りました。
いきなり、TVの最終回から三ヶ月後の世界。
スカイライダーがやられ、それに驚くスーパー1とカブトを、圧倒的な強さで瞬殺するディケイド。
(こんぐらいのネタバレは許せ)

はぁ?

なんですか?
つうか、あの、ディエンドがいきなりディエンドライバー(銃)向けて発砲して、夏海が「ディケイド~!!」って叫んだあのシーンのあとは?

・・・・だからね、毎度毎度、説明が足りないのよ、チームディケイド。

要するに、「オールライダー対大ショッカー」同様、いきなり「ダークバージョン」で登場するわけです、ディケイドは。
「俺は世界の破壊者だ」の一言で。

で、次々と戦いを挑んでくるライダー達を倒してゆくのですが、これも後々になれば「意味がある」ことではあるのです。
が・・・・
まぁ、「それしか出来ない門矢 士というキャラクターの不器用さ」を描きたかったのでしょうが、・・・・これが残念ながら「自暴自棄になって暴れている」ようにしか観えないのですよ、残念ながら。
いや、井上正大君は頑張ってますよ、確かに。
放送が始まった当初よりも数段上手くなってますし、その取り組み方にも好感が持てます。
が・・・・
なんでこういう脚本しか書けねぇかなぁ、米村正二さん。
全然、わからんよ、これは。

つうか、演じているコ達が頑張っている分、観ていて可哀想になってしまったよ、残念ながら。

結局、何も終わってないぢゃん。
つうか、「オールライダー対大ショッカー」と変わらんよ、大筋で。
むしろ、どっちが最終回風かっつうたら、「オールライダー・・・・」のほうじゃないの?実際。
そら、あんまりだよな。

とはいえ、「物語」の決着は一応の形でついてますので、TVシリーズで納得いかなかったお子様・お父様、・・・・観に行った方が良いです。
じゃないと、多分、永遠にディケイドという作品が終わりません。

ワタシとしては、やっぱり「仮面ライダー クライマックスヒーローズ」のストーリーモードの終わりの方がよっぽど納得できますが・・・・。
でも、「終わった」感だけはあります。

ほんと、勿体ない作品だったね、ディケイドは。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿