パリを旅して

関空からトランジットで２泊した香港からのフランスはパリ。娘にとって初ヨーロッパの場所はパリでした。
「エッフェル塔に登ってみたい。」娘のその言葉に「おぉ！」と反応した私と夫。早速、パリを調べてみた。なにせ最後にパリに行ったのは１０年も前だから。

子供を連れてのパリは色々と下調べも入念にしました。結果、行ってみて子供もたくさん遊べるところが意外と多いパリ。個人的なおすすめは国立自然史博物館です。まわりは植物園という広い公園ですし、動物大行進は大人も見る価値ありです。土・日だと地元の人たちも子連れでやってきますので賑やかです。
旅行前は、トイレで困るかなと少し心配でしたが、行く先々の観光地で済ませました。例えばルーブル、オルセー、オランジュリーなどの美術館や、サントシャペルでも無料のトイレがありました。どこも基本的にきれいでした。入場料のかかる施設はほとんど無料のトイレがあるので、そこで済ませておくのがいい。他には食事をしたレストランやカフェ、そして百貨店のギャルリーラファイエットやボンマルシェでも利用しました。なのでトイレで困ることはなかったです。

そして今回の宿泊先はシャングリ・ラ・ホテル・パリにしました。エッフェル塔のすぐそばという立地。シャングリラのゴールデンサークル会員だし、娘のパリデビューに父ちゃんがんばって奮発してくれました。
身の丈に合わない夢のようなホテルですが、エッフェル塔に徒歩５分で、メトロ駅とバス停はすぐそば、１６区という立地。スタッフはみな親切、朝から豪華な食事はおいしく、美しいプールにも入れて、居心地の良いホテルライフを満喫できました。

シャルルドゴール空港からパリ市内へ入るとテンションが上がりました。あぁ、本当にパリに来たんだ！と車の窓から眺めたパリの景色は今でも忘れられません。
夫と２人でパリに旅行していた頃はオペラ座近くのスクリーブ・ホテルによく宿泊していました。その近くを歩いてる時、娘と一緒に手をつないで歩いているのがなんだか信じられない思いでした。それを夫に言うと、夫も同じことを考えていたと。何故だか涙が出そうになりました。
そんな私たちの思いを知らずして娘は疲れた顔。ごめん、調子に乗って歩きすぎたか。近くのカフェで休んで、甘いものを食べると元気復活。また歩いてくれました。
パリの街は、やはり大きい。バスやメトロも使いましたが、基本は歩きで行動。歩きまくった６日間でした。そして夏だったので夜の９時まで明るく、お天気は基本晴れで、曇りの日も一日中ではなく午後から晴れたりしました。やはりヨーロッパは夏がいい。

また行けるよう、日々がんばろう。