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映画 しあわせの隠れ場所

2011年05月30日 | 映画・TV・音楽・本
人生において自分の才能を見出して導いてくれる人とはそうは出会えない。

その希少な出会いで自分を変える勇気を持ったマイケル・オアー(クィントン・アーロン)クィントン・アーロンのどことなく悲しげで寂しい演技がいい。

サンドラ・ブロック演じるリー・アンの行動力ったら、すばらしい。周囲の偏見の目なんか気にせず、これだ!と思ったら前へズンズン進む。そのくせ夫にはキチンと相談するかわいい一面も見せる。
そして、いい人ぶってニコニコ笑わない無愛想さがいい。セレブ友達とのランチでリー・アンの言ったセリフがなんとも男前!

アメリカ南部のちょー保守的な地域で貧民街で生まれ育った黒人を、裕福な白人が後見人になるのだからこの映画が実話を基にしたとは驚きです。理解ある(ちとありすぎ?)家族に恵まれたから出来たことでもあると思う。

サンドラ・ブロックはこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞。同年「ウルトラI LOVE YOU」でラジー賞も受賞したのは有名ですね。
東北地方太平洋沖地震の被災者支援にハリウッドセレブでいち早く100万ドルを寄付したそう。おっとこ前です、サンドラ姐さん。