愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
※掲載された試合にのみコメントはして下さい

バーミンガム-アストンビラ

2007-11-14 20:16:14 | チャンピオンズリーグ
観戦日 11/14(水)       
 
愛丸’s チェック        
今節、2つ目のダーバーマッチ。
昨シーズンはバーミンガムが2部にいたため、2シーズン振りのバーミンガムダービー。
イースイーストほどの熱さはないが、それでもサポーターの熱気はすごかった。
バーミンガムはここ最近の不調から脱したいところ。
このダービーがいいきっかけになればいいが。
ビラはけが人も少なく、ほぼベストの布陣。
アウエーとはいえ、勝ち点3を狙ってくるはず。

試合はビラがペースを握ってた。
メンバーを考えても、やっぱりビラが上。
その有利な点を十分に活かしてた。
よかったのが、左サイドにいたA・ヤング。
何度もいい突破ができてた。
ここをカバーしてたS・ケリーはかなり手を焼き、見事な守備ってのは全く見せれなかった。
これにボウマが絡んできたりすると、もうバーミンガムの右サイドは崩壊状態。
それでも、ここから失点することはなかった。
中でそれなりに守れたし、M・テイラーがいいセーブを見せてた。
この守備がなかったら、酷い結果になってたかも。
カリュの高さ、アグボンラホールのうまさにうまく対応できてたから、やられることはなかった。
ビラは前が押さえられても、中盤のいい3人がいる。
誰が守備専門ってこともなく、S・ペトロフ、レオ・コーカー、G・バリーと機を見て、しっかり攻撃参加をする。
先制点はS・ペトロフが右サイドを突破ことから生まれた。
低いクロスを送ったら、リッジウェルがなんとクリアミスでOG。
ちょっと考えられないミスだった。
ここで一気に行きたかったとこだが、バーミンガムDF陣がよく耐えた。
そのがんばりが攻撃陣に届いた。
後半、フォルッセルを投入し、2トップにしてからリズムが生まれた。
いい流れで攻撃を組み立て、右からのデ・リッデルのクロスを、中でフリーになったフォルッセルがダイビングヘッド。
ダービーらしい熱いゴールだった。
このときのスタジアムの熱狂ったらすごいものがあった。
クロスを上げたデ・リッデルだが、かなりい仕掛けができてたんだが、最後がどうもうまくいかない。
もうちょっとやれる気もするが、現状はこんなもんなのか。
連携って面ではまだまだ。
連携ってことを考えると、カポも同じ。
いい感じで持ち上がって、味方をうまく使うってことまではいいが、パスを出してから自分が動いてない。
出し手と受け手の意思の疎通がなってない。
この辺が改善されると、カポはまだ点が取れると思うが・・・。
ドローが濃厚になってた80分すぎ、試合を動かしたのはビラ。
守備に廻る機会が多くなってたA・ヤングが左からのいいクロス。
これに反応したのが、ニアに入ってきてたアグボンラホールがそらすようなヘッド。
これがゴールのファーサイドに吸い込まれた。
アウエー席の盛り上がりはなんとも例えようがない。
これぞダービー。
ノースイーストも激しい熱いダービーだったが、ここバーミンガムのダービーも負けてなかった。

スコア 1-2

<得点者> 
バーミンガム   フォルッセル
アストンビラ   OG、アグボンラホール
~愛丸's MVP~
A・ヤング(スピード、テクニック、攻撃に関しては申し分なし。これが守備にまわっても申し分ない。イングランドにいい若手が出てきた)