愛丸のサッカー観戦記

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チェルシー-ウエストハム

2008-12-19 19:28:11 | プレミアリーグ
観戦日 12/19(金)       
 
愛丸’s チェック        
ゾラがスタンフォードブリッジに戻ってきた。
英雄だし、それはそれは暖かいお出迎えだった。
ほんとにチェルシーのサポーターに愛されてるんだな~と実感した。
今節、チェルシー以外のビッグ4は全てドロー。
リバプールは前日に試合を終えており、ここで勝てれば、首位に躍り出ることができる。
ゾラが率いてるとは言え、ハマーズには相性がよく、ここでしっかり勝ち点3が欲しい。
ハマーズはチェルシーとの連敗記録をここらで止めたい。
ゾラの神通力がどこまで通用するかわからないが、あの攻撃をどこまで食い止めることができるか。
ポゼッションでは全く歯が立たないだろうから、集中して守りきること。

ゾラパワーかどうかわからないが、ハマーズがスタンフォードブリッジで貴重な勝ち点1をゲット。
どうみてもチェルシーは3、4点は取れた試合だった。
CLで好調をアピールしたドログバをどうしてスタメン起用しなかったのか。
フェリポンはどうもアネルカがお気に入りらしい。
点が期待できるのどう考えてもドログバなのに。
実際、後半、バラックを下げ、ドログバ、アネルカの2トップにして同点に追いついたわけだし、ドログバの偉大さがわかる。
点を取ったのはアネルカだったが、2トップになってこの男が魅せたのはこのプレーのみ。
周りの選手もボールを集めるのはドログバだし、普通にアネルカとドログバを交代させてれば、逆転できたかもしれん。
フェリポンは困ると2トップに変更するが、これがしっかり機能してるのを見たことがない。
同点に追いつきはしたが、逆転できる力があるにも関わらず、これ止まりなんだから、ダメだったってこと。
J・コールにはもっと長くプレーしてもらいたいし、カルーも前にふたりいたら動きずらそうだった。
モウリーニョの遺産を引き継いでる感が嫌だから、こうしてるのかもしれんが、強豪チェルシーを作ったのはモウリーニョ。
強いものに手を加える必要があるのかどうか・・・。
デコをこれに当てはめれば、もっと強いチームになるはずなのに・・・。
そのデコだが、プレミアにはない違った流れを生み出せる選手だが、この試合ではどうも下がり気味にプレー。
ランパード、バラックが前、前に行ってたが、デコがバラックよりも前でプレーした方が可能性は感じられる。
エッシェンが戻ってくれば、バラックの居場所はなくなるだろうし、それまでの辛抱か。
守備では1点を先に失ったが、このベラミーのシュートはなかなか止められるもんではない。
それより後半も終了間際、C・コールが抜け出して、決定的なシーンを作ったが、このシュートはツェフがミラクルセーブ。
あのセーブがチェルシーを負けさせなかった一番のビッグプレー。
なかなかハマーズのゴールを割ることができなかった不甲斐無い攻撃陣をツェフが救ってくれた。
ハマーズは最後まで集中を切らさず、しっかり守りきった。
ゾラがこんなチームを作り上げるとは。
中盤ではS・パーカーが豊富な運動量でピンチのいたるところに顔を出し、プレーを遅らせてたし、CB陣はからだを張ってゴールを許さなかった。
どれだけこのふたりでシュートブロックしたことか。
グリーンもそうとう助かったことだろう。
そのグリーンもビッグセーブを連発し、アネルカの1ゴールだけに抑えることができた。
CK時のパンチングのミスでボールがゴールに向かって飛んでいくあわやのシーンはあったが、これはDFがしっかりカバー。
チーム全体で必死に守りきっての勝ち点1。
試合を決めれたであろう、あのC・コールのシュートが決まってればスタンフォードブリッジで奇跡を起こせたのに・・・。
あの場面、ゾラだったら、きっちり決めてたことだろう。
このドローはハマーズにとっても、ゾラにとっても自信がつくものになったはず 

スコア 1-1

<得点者> 
チェルシー   アネルカ
ウエストハム  ベラミー
~愛丸's MVP~
グリーン(何度もグッドセーブを見せてくれた。ひとつのミスはあったが、これだけのパフォーマンスができればゾラも満足だろう)