愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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日本-カタール(アジアカップ)

2007-07-09 21:45:39 | 日本代表
観戦日 7/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
勝ち試合をみすみす逃しやがって!
取れるときにしっかり取れないからこういう結果になる。
きれいに崩すのがサッカーじゃないよ。
こういうタイトルのかかった試合は、しっかり点を取らないと。
点を取る過程にワンタッチのいいプレーをって考えはわかるが、フィニッシュの精度もちゃんと上げていかんと。
打てる時に打たん遠藤、うまく中に切れ込んで決定的なシュートシーンでも足にしっかり当てれない山岸。
決める練習はしてるのか?
山岸は高原がうまく落としたボールを吹かす難しい蹴り方も披露してた。
ちゃんと動けるのはわかるが、決めれる選手じゃないと。
バイタルエリアでのボール回しはアジアでは抜けたレベルだと思う。
それが点に結びつかないと何にもなんない。
それがちゃんとわかってるのか。
泥臭く、貪欲にゴールを狙う選手がいない。
魂が感じられない。
試合前の国家演奏時にこれだけ歌わん国は珍しい。
誇りってもんはないのか。
こんな魂を感じられない代表はあまり応援する気にならん。
もっと日本の代表だって気持ちを見せてくれ。
点が取れなかった攻撃陣にも不満だったが、一番の不満は加地。
駒野はどうした?
けがじゃなきゃ加地は使わないだろうな。
ひとつもいいプレーはなかった。
深い位置までのオーバーラップは皆無、っていうか、攻撃参加がほとんどなかった。
駒野はかなりチャンスを作れる選手なのに。
トラップしたボールを奪われてピンチを招くような選手はいらん。
坪井が消えてくれた今、こいつも消えてもらいたい。
それにしても、俊輔にも切れを感じられず、憲剛からもいいパスはあまり見られなかった。
初戦ってのと、気候にやられたか。
この後もこの気候のもとで戦わんといかんわけで、しっかりコンディションを整えてもらいたい。
負けなかったのはよかったが、次はUAE。
ベトナムに負けて、死に物狂いでくるはず。
ここは日本もしっかり魂を見せてもらって勝ち点3を取ってもらいたい。
こんな嫌な気持ちにさせんでくれ。

スコア 1-1
<得点者> 
日本   高原
カタール セバスチャン
~愛丸's MVP~
鈴木啓(高い位置でしっかりボール奪取ができてた。カバーリングも問題なし。守備の選手が目だってもな~)

メキシコ-パラグアイ(コパ・アメリカQF)

2007-07-09 18:17:41 | 各国代表戦
観戦日 7/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
メキシコが難敵パラグアイを全く寄せ付けることなく圧勝。
最後まで11対11でやれてれば、パラグアイは得意の守備でなんとかやれたかもしれんが。
前半2分、ボバディージャがエリア内でカチョを倒してPK。
これでボバディージャは一発ロハ。
このPK、悪いのはボバディージャではない。
メキシコの攻撃がすばらしかったわけでもない。
カピタンで守備の要カセレスのバックパスミスから。
さあ行くぞって時にチームをまとめる人間がこんな考えられんミスで失点すると、チームの士気は一気に下がる。
それで退場者まで出す始末になると目も当てられん。
アルゼンチン戦で、あれだけいい守備を披露したのに、これではもうどうしようもない。
点を与えず、ただひとり少なくなったのならまだよかったが・・・。
中盤でボールをキープ出来ず、ただ2トップに当てるだけの攻撃に終始。
好調のサンタクルスも周りのサポートがないと輝けない。
カルドソもそれなりのプレーはできてたが、点を取るまでにはいたらず。
ひとり少ない状況が与えた影響は攻撃だけではなく、守備にはかなりのダメージを与えた。
GKが3rdGKになり、周りとの連携がうまく取れず、DF陣は浮き足だったまま。
ボランチとの連携も取れず、スペースはできまくり。
集中力も早々に切れ、どうしようもなかった。
この隙を見事に突いたメキシコ攻撃陣には頭が下がる。
これぞ容赦ない攻撃。
カステージョ、カチョの2トップはパラグアイDF陣を翻弄した。
運動量も豊富で、テクニックもすばらしい。
大きい選手がいなくても、しっかり得点できる。
両サイドからの攻撃も多く、2列目からの飛び出しも見事、ボールキープ力も高いものがあり、この日のメキシコは100点満点。
ブラジルの6ゴールより、こちらの方がインパクトはあった。
このままいくと、間違いなく優勝候補。
どこにも穴がない。
次にアルゼンチンが勝てば、メキシコとの対戦になる。
W杯でも相当苦戦したから、ちょっとまずいかも。
まだアルゼンチンが勝ったかどうかはわからないが、もし勝ってたら、こっちのセミ・ファイナルもかなりおもしろいものになる。
それにしても、まだブランコが代表にいたとは・・・。
そんでもってPKを決めて見せた。
クラブ・アメリカでの去年のFIFAクラブW杯がFIFA主催の試合は最後になるみたいなことを言ってたような気がするが。
こういうベテランが点を取るとチーム状態はアップする。
う~ん、アルゼンチンにとってはかなりの脅威だ。

スコア 6-0
<得点者> 
メキシコ   カスティージョ×2、トラド、アルセ、ブランコ、O・ブラボ
~愛丸's MVP~
カチェ(広範囲に動き回ってチャンスを演出。諦めない気持ちもなかなかのもん。カスティージョがプレーしやすいように動いてた)

チリ-ブラジル(コパ・アメリカQF)

2007-07-09 15:14:10 | 各国代表戦
観戦日 7/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
セレソン・ブラジレイラがトーナメントに入って調子を上げてきた。
というか、上げすぎ。
お得意さんのチリに対して、今まで燻っていた分を全部吐き出した。
それにしても、チリのDF陣は酷すぎる。
どこの国が相手でも3点ぐらいは取れそう。
それぐらい醜かった。
前線にはそれなりの選手がいるのに、点を取られてはしょうがない。
それにあれだけいい動きをしてたバルビディアは先発じゃないし。
この男とスアソぐらいしか可能性は感じない。
そのひとりを外してたら、点は取れない。
守りきるのがコンセプトだったかもしれんが、GLの結果を見ればそれができないのはわかりきってること。
アコスタ監督の手腕にはがっかり。
M・ゴンサレスをSBにしようがしまいが守れない。
こんな無様な試合をするぐらいなら、カナダでがんばってるU-20の代表を使った方がましな試合をしたのでは。
ブラジルの調子を上げれるための試合になった。
そのセレソン・ブラジレイラ、3ボランチが機能してきた。
ただ守るだけでなく、ミネイロ、ジョズエはタイミングよく前線に飛び出してた。
攻撃に絡んだり、高い位置でボール奪取したり、ここでのがんばりが大量点を生んだ要因に。
それにホビーニョの好調さ、バチスタの強さ、V・ラヴの献身的な動きがうまく融合してた。
開始早々からV・ラヴが果敢に攻撃に出て、チリDFを翻弄したのがよかったか。
チリ相手だとどうしてここまでいいプレーに終始できるのか。
イメージってのは大きい。
誰もやられる気はしてなかったのだろう。
ホビーニョはチリ相手に5得点。
もしチリと戦うことがなかったら、ここまで点が取れたかどうか。
でもこの調子のホビーニョならそれなりにいけるはず。
今がピークかも。
サイドハーフで使うよりかは、トップで使った方が活きてくる。
これはドゥンガを誉めるしかない。
それにさっきも言ったが、3ボランチ。
守備的に見れるが、誰かがしっかり攻撃に出てくれればそうでもない。
G・シウバが底でしっかり構えててくれるからあとのふたりは気兼ねなく上がっていける。
ようやくドゥンガのやりたいサッカーが実を結んできた。
次はウルグアイ。
こちらも調子を上げてきてるからSFは激しい試合になるはず。
DFに関してはウルグアイの方に安定感があるが、攻撃の調子は明らかにブラジルが上。
ウルグアイが熱くなりすぎなければ、ウルグアイがいけるかも。
とにかくホビーニョが押さえ込まれたら厳しいかも。
いい方に熱さが出たらいいが、悪い方に出たら退場者が多く出ることになりそう。
アルビトロの技量も試される。
激しい試合を望む。

スコア 1-6
<得点者> 
チリ     スアソ
ブラジル   フアン、バチスタ、ホビーニョ×2、ジョズエ、V・ラヴ
~愛丸's MVP~
ジョズエ(コンビを組むのがミネイロってのあるが、初セレソンでのびのびとプレー。攻守にいい働きを見せた)

ベネズエラ-ウルグアイ(コパ・アメリカQF)

2007-07-09 12:58:58 | 各国代表戦
観戦日 7/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
開催国相手にウルグアイが圧勝。
この両チーム、5日前にGLで対戦したばっかり。
その時、ウルグアイにはレコバはいなかった。
この試合から先発に復帰。
いい時の切れは感じられなかったが、いるといないでは大違い。
フリーにしてるとそれなりのプレーはする。
ベネズエラDF陣はそうとう気を使ったはず。
その分、フォルランがけっこうフリーになって、いい形でシュートまでいけてた。
が、なかなか決めれることができない。
GLで1点しか取れてないチームの悪い流れをそのまま引きずってた。
フォルランは力みすぎ。
前半の15分までに3点は取れた。
無人のゴールに蹴りこめなかった時はウルグアイの敗戦が見え隠れしてた。
決めれる時に決めれない、悪いパターンにはまるとこだった。
それでも両ボランチ、P・ガルシア、Dペレスの頑張りと、3バックの安定さでベネズエラにチャンスを与えず。
これに燻ってたフォルランが応えた。
早いリスタートから、見事に裏を取り、落ちついてゴール。
ピッポを見てるみたいだった。
ベネズエラDF陣の一瞬の隙を見逃さない完璧な飛び出し。
これでウルグアイは、GLでの不甲斐無さから脱却できるかと思われたが・・・。
5分もしないうちに追いつかれた。
アランゴの強烈FKが炸裂。
このFK、見事なもんだったが、壁が割れてのもの。
あそこはからだを張って止めないと。
こういう展開になるとウルグアイってチームはかっかし出して自滅するパターンが多いんだが、熱い気持ちはいい方に出た。
前からもしっかりプレッシャーをかけ、球際も激しくいってた。
こうなると、レベルが落ちるベネズエラは厳しくなる。
期待のアランゴも流れの中ではいいプレーを見せることはできなかった。
後半、前半ほど果敢に攻めれなくなったウルグアイだったが、守備で作ったいい流れで効果的に攻めれるように。
ベガがGKのくせにこねくり回してうまくクリアできなかったボールをしっかりつないでP・ガルシアのゴラッソミドル。
この勝ち越しゴールからは、ウルグアイに危ない場面は訪れなかった。
カウンター狙いから2点を追加し、セミ・ファイナル進出。
自滅するようなことがないと、ほんとにいいチーム。
荒くれ者が多いが、いい方に出てくればもっと上を目指せそう。
フォルランも2点を取って、力みが抜けてそうだったから、これからが本番。
レコバの試運転も終わり、魅力的な攻撃サッカーを見せてくれるだろう。
ベネズエラはかなり健闘した。
開催国としての最低条件はクリアしたわけで、これで国のレベルがちょっとは上がってきそう。
世界に出て行ける選手がもうちょっと増えてくれば。

スコア 1-4
<得点者> 
ベネズエラ   アランゴ
ウルグアイ   フォルラン×2、P・ガルシア、C・ロドリゲス
~愛丸's MVP~
D・ペレス(攻守にわたって大活躍。あの無尽蔵のスタミナはどこからくるのか。P・ガルシアとのコンビも最高)

アルゼンチン-パラグアイ(コパ・アメリカ)

2007-07-09 10:53:16 | 各国代表戦
観戦日 7/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
両チーム、GLの突破を決めての戦い。
あとは順位が問題。
1位突破だと、ベスト8はペルー、2位だとメキシコ。
この大会を考えると、どうにかしても1位で突破したいところ。
が、両チーム、今後を考えてメンバーはかなり落としてきた。
それでもアルゼンチンはかなりの豪華メンバー。
ボカ色の強いメンバー構成だった。
2トップはテベスとパラシオ、中盤はアイマールをトップ下にルチョとカンビアッソがインサイドハーフ、ロンボにガゴ、DFは右からイバーラ、ブルディッソ、ディアス、サネッティ、GKはアボンダンシエリ。
7人がボカの選手。
ボカファンにはたまらんメンバー。
それでも要所にリーベルが絡んできて、バシーレには感謝してる。
が、トップの小粒感は否めず、アイマールもリケルメほどの活躍はできない。
CBのふたりも不安定で、あまり強さは感じられなかった。
アルゼンチンの攻撃をしっかり押さえ込んだパラグアイの守備がよかったのもあるが・・・。
期待のアイマールがパッとしなかったのには残念だった。
ここで切れのある動きを披露してもらって、リケルメを慌てさせることができればよかったが。
かなりの差が出た。
う~ん、もっとやれるとふんでたのに。
FKの精度は完全に落ちるし、ボールを奪われる回数も多かった。
決定的なパスもなかなか出せなかった。
いくつかいいミドルを放つ場面はあったが、得点には至らず。
ミドルと言えば、パラシオ、テベスも打つには打ったが、ポスト、クロスバーに当てるのが精一杯。
パラシオは両サイドに開いて、チャンスを作ろうと必死だったが、ボカみたいにターゲトになるトップがいないから、なかなかクロスってわけにもいかなかった。
クレスポの離脱は痛い。
かなり攻めあぐねたアルゼンチンだったが、マスケラーノ、メッシを投入してから変わった。
やっぱりメッシってのはすごい。
ここにマークを引き付けれる。
ドリブルの切れは相変らずだし、コンディションはかなり良さそう。
これからの試合ではこの男に頼り切っていい。
決勝ゴールは、メッシが左サイドを個人技で突破してクロス、そのはじかれたボールを拾ったマスケラーノがDFの間を抜き、なおかつゴールの隅を狙った超技ありのシュート。
このゴール、今大会で見たゴールの中で間違いなくナンバー1。
これで3試合ともバシーレが途中交代で入れた選手が全て得点したことに。
この見事な采配には恐れ入った。
さすが、バシーレ。
アルゼンチンのフル代表にひさびさビッグタイトルをもたらしてくれそう。
ここでしっかり休めた選手はベスト8以降しっかりやってもらおう。
この試合でのDF陣には多少問題はあったが、無失点だったわけでよしとするか。
イバーラ、ディアスはリベルタでの疲れが残ってるかもってことで。
正直、まだこのレベルの選手ではなかった。
パラグアイはサンタクルスを控えに回して、クラブ・アメリカの2トップ、クエバス、カバニャスで勝負。
カバニャスのキープ力にはかなり魅力を感じたが、フォローが少なすぎた。
守備にまわったてた分、中盤の選手の位置が低かった。
ドスサントスはひらめきも輝きもうまさも何も見せれなかった。
この男、騒がれてる割りにはたいしてうまくない。
いいシーンを見たことがない。
メキシコ戦では見れるかどうか。
守備では全く問題がないから、あとは攻撃。
サンタクルスが止まらないことを願うしかないか。
コパ・アメリカはこれからが本番。
うなるような試合を期待!

スコア 1-0
<得点者> 
アルゼンチン   マスケラーノ
~愛丸's MVP~
メッシ(この男の投入でガラッと流れが変わった。バシーレ曰く、マラドーナの8割まできたらしい。もっともっと輝いてもらいたい)