愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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コスタリカ-日本(U-20W杯)

2007-07-06 00:12:46 | 日本代表
観戦日 7/5(木)       
 
愛丸’s チェック        
日本、8回目のU-20W杯出場で、初めて予選リーグ2連勝。
あの小野世代でもやれなかった快挙。
このチームの持ってるものの大きさが改めてわかった。
これで早々と決勝トーナメント進出を決めた。
この試合は、開幕戦とは違って、けっこう危ない場面が多かった。
コスタリカとスコットランドの差か。
スピード、テクニックなかなかのもんだったのに加え、身体能力が日本より優れてた。
こういうチームと対戦する時は、いつもずるずる引いてやられるパターンだったが、この世代は違った。
最後まで自分たちの戦い方を貫いた。
この日本を支えてるのは間違いなく中盤。
特に柏木が良かった。
攻撃だけでなく、守備もしっかりこなす。
中央でかなり効いた存在に。
梅崎のテクニックと変わらないもの持っており、なおかつ守備の能力も高い。
それによく動く。
攻守の切り替えも早く、戦術眼も高いものを持ってる。
この男も梅崎同様、世界を経験してもらいたい。
もっともっと経験を積めれば、オシム好みのいい選手になるはず。
スコットランド戦ではかなりのアップダウンを繰り返し、チャンスを多く作った両SBだが、この試合では守備に回る機会が多かった。
左の安田に関しては、そこまで目立った穴はなかったが、右の内田は・・・。
かなり裏を突かれた。
それで、その対応がちょっとまずかった。
攻撃性は買えるが、本職の守備となるとかなり疑問が残る。
これからの試合、相手はどんどん強くなってくる。
ここを日本の弱点にしてはいかん。
ボランチの青山、CBのふたりとうまく連携してやっていってもらいたい。
CBのふたりも個人のスピードでつっかかってこられると、多少の不安はある。
ミスもちらほら見られたから、次のナイジェリア戦では課題を持ってしっかりやってもらいたい。
休ませるのも大事だが、試合をやってマイナス面を改善することも大事。
練習だけでは賄えない。
実戦が一番。
トーナメントも相手によるが、そんなにすぐには負けないだろう。
この試合の勝利で更に期待が膨らんだ。
がんばれ、若き日本代表。

スコア 0-1
<得点者> 
日本   田中
~愛丸's MVP~
柏木(攻守においての貢献度はナンバー1。この男なくしては今のこの代表はありえない。まだまだやってもらいたい)