フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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「法則」のトリセツ

2009年07月15日 00時18分46秒 | 書評  ビジネス系
世の中にはいろんな「法則」が隠されていて
その法則通りに物事が動く場合もありますし、
定石を逆手にとられて「型破り」なこともされる場合もあります。
いずれにしても、「法則」を知っていれば
起きた出来事を説明することは可能だといえるかもしれません。

そんな世の中にあるさまざまな法則を
丁寧に解説したのが本書です。




カテゴリーは大きく分けて6つあり

①職場の法則
②仕事の法則
③ビジネスの法則
④勉強の法則
⑤心の法則
⑥成功本の成功法則

に分かれています。

ピグマリオン効果やランチェスターの法則などの
メジャーな法則からマイナーな法則まで
100以上の法則が網羅されています。

なんらかの法則について知りたいと思った時には
便利な本だなぁと思います。

ただ本書を読んでみるとおわかりなように、
いろんな書物から「法則」を寄せ集めてまとめたにすぎません。
できることなら、本書が引用する原著にあたって
「法則」が持つ本当の意味を表面的ではなく
深いところで認識し理解した方がいいなとも思います。

一時期はやった、「あらすじで読む名作」本を思い出しました。

原著にあったっている暇はない、
手軽に法則を知りたいという方には
的を射た本でしょう。

しかし、お手軽に身に付けた法則は
お手軽にしか作用しないというのも
「自然の摂理」であるように思います。
生半可に法則を使うとかえって火傷をするかもしれません。

世の中はそんなに甘くもないでしょうから。

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好みの差が出る書店

2009年07月14日 07時39分30秒 | ヒマ話
自宅の近くには小さな本屋しかないので、
休日になると大きな書店に立ち寄ります。

おんなじ本が置いているんだから
どこでも同じでしょという気もしますが、
お気に入りの書店は『ブックファースト梅田店』

梅田には他にも大きな書店がたくさんあり、
紀伊国屋、旭屋書店、ジュンク堂書店などにも
ちょくちょく立ち寄りますが、
やっぱりお気に入りは『ブックファースト』ですね。

品ぞろえでは、ジュンク堂書店に勝てないのですが、
『ブックファースト』には陳列に「主張」が感じられ
結構面白い、興味の出る本を見つけやすいです。
ビジネス書が充実しているのもいいですね。
本棚のレイアウトも何気に工夫されている気がします。
些細なことかもしれませんが
他の書店とは違う工夫がなされているような気がします。


ジュンク堂も好きな書店なのでよくいきますが
品ぞろえが豊富という「主張」以外は
とくに陳列に特徴はなく
たくさんの本の中から自分が興味のある本を
探し出すという感じです。

「ブックファースト」のように、ご提案されているという
感じはないですね。図書館のような本屋がコンセプトかもしれないので、
それはそれで本好きにはたまらないのかもしれませんが。

逆に、ブックファーストやジュンク堂ができる前は
紀伊国屋や旭屋には結構通っていたのに
最近はあまり行かなくなっていますね。

なんでだろう。

紀伊国屋は立地のせいか人が常に多い。
読みたい本の前にいつも人がいる。
旭屋はフロアが細かく分かれすぎてて
上がったり下がったりしなければならないのが
億劫なのかもしれません。

それでも陳列にそれなりの特徴があり、
こんな本が今お勧めですよというような「ご提案」
あるいは「主張」のある書店であれば、
多少の障害があっても立ち寄るのでしょうが、
やっぱり最後は「ブックファースト」には足が向いてしまいますね。


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【映画】真夏のオリオン

2009年07月14日 00時39分42秒 | ヒマ話
観に行ってきました。
   


太平洋戦争末期の互いに姿の見えないまま激闘を繰り広げる
日本海軍イ-77潜水艦と米国海軍駆逐艦パーシバルの乗組員たちの姿を描きます。


戦争映画で、人間魚雷「回転」の愚かさなど
戦争を批判している部分はあるのですが、
単にそれだけでは終わらない物語を感じました。

ぼく自身は、いま組織の中でのリーダーシップの発揮の仕方に悩んでいるので、
あの狭い潜水艦の中で、いかにリーダーシップを発揮していくのかに
すごく興味を持ち、自分自身を重ね合わせていました。

ある種、艦長の判断ミスで艦が危機に陥る場面があり
それをどうまとめていくのかにも関心がありましたし、
「回転」の乗組員の反抗に自分だったらどう対応するだろうかと
考えながら観ていました。

狭い空間の中で、長い期間生死を共にするわけですから
厳しい訓練を受けているとはいえ
人間性のすべてがそこに反映されるのではないかと思います。
そんな中で、乗組員をまとめるのは
言葉では言い表せない「難しさ」があったのでは
ないのかなぁと思います。

潜水艦の艦長のリーダーシップを研究すれば、
リーダーシップの専門書が一冊書けるかもしれませんね(笑)



主演は玉木宏。映画・ドラマ・CMで活躍中の今のりにのってる俳優です。


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キリンとサントリーが経営統合へ

2009年07月13日 10時33分25秒 | 経済ニュース
日経新聞のスクープ!

『食品最大手のキリンホールディングスと
2位のサントリーホールディングスが
経営統合の交渉を進めていることが明らかになった。
両社持ち株会社の統合案を軸に最終調整、
年内の合意を目指す。
実現すればビールと清涼飲料で国内首位に浮上。
世界でも最大級の酒類・飲料メーカーとなる。
統合で国内市場の収益基盤を強化、
成長が見込まれる海外市場を共同開拓し、
世界的な勝ち残りを目指す。』(NIKKEI NETより)

株式上場をせず、ずっと閉鎖会社だったサントリーが
経営統合という形で株式を公開することになるのでしょうか?



 

猿田彦神社

2009年07月13日 00時36分53秒 | ヒマ話
京都にある猿田彦神社に行ってきました。
       
猿田彦神社は、三重県伊勢市にある神社が大きくて有名ですが、
京都にも猿田彦神社はあるのです。

でも、観光ガイドにも地図にも載っていない小さな神社でした。

猿田彦神社に興味を持ったのは、
↓この本に、自分の氏の氏神が猿田彦と書かれていたからです。


猿田彦は日本神話に登場する神、導きの神様の代表格で
交通安全の神様だそうです。
鼻が異様に長く、サルのような面持ちであったそうで、
ギリシア神話の「ヘルメス」がモデルだとよく指摘されるそうです。

       

実際にお参りした京都の猿田彦神社は
小さくてあまりきちんと清掃がなされていないようでした。

もっとおおきな神社をイメージしていたので、
意外でした。
機会があれば、総本社の伊勢の猿田彦神社にも
お参りしてみたいです。


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都議選

2009年07月12日 23時22分29秒 | ヒマ話
自民苦戦、民主大幅増の勢い=深夜に大勢判明-投票率50%台に・都議選(時事通信) - goo ニュース

大阪人からすると、
東京ローカルの都議選をなんで全国ネットで選挙速報するの?
という気持ちもありますが、
今回の都議選は、今後行われる衆議院議員選挙を占う重要な選挙であるため
全国の関心を集めていると判断したのでしょうね。

民主党の一人勝ちの様子です。

東京都民は自民党に対するフラストレーションをやっと解消し、
ガス抜きがされたかもしれませんが、
全国の他地域の国民は、
衆議院議員選挙がなかなか行われないために
フラストレーションがたまりにたまっているので、
さらに偏った選挙結果が出る可能性もありますね。


政府・自民党は恐くてなかなか解散・総選挙に
踏み切れないのかもしれませんが
遅くなればなるほど
自民党に対する怒り・不満等のフラストレーションがたまるだけ
だと思いますよ。

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メディアの支配者 (下) 講談社文庫

2009年07月11日 09時51分34秒 | 書評 その他
『メディアを主導する者をたとえば‘言論人’と呼ぶなら、
彼らには少なくとも自省的思考が問われるに違いないが、
春雄はその対極にあった。その意味では、80年代に狂い咲いたバブルを
メディアの地平で最も濃厚に体現したのが春雄とこのグループであった。』

「楽しくなければテレビじゃない」
この本を読んで思い出しましたが、
80年代確かに少年の僕にとって
フジテレビの番組は面白かった記憶があります。
「おれたちひょうきん族」とか「夕やけニャンニャン」とか
よく見てた思い出があります。

面白おかしく世の中に軽薄な文化をまき散らす一方で、
その裏でどろどろの権力闘争が繰り広げられていたフジテレビ。



一方で、本書はメディアの主役が
新聞からテレビに移り変わる時代の変化も
的確に描写しています。

皮肉にも本書が売り出されている現代は
メディアの主役がテレビからインターネットへ
移ろうとする時代です。

かつて、新聞・ラジオを足蹴にしたテレビは
ネットから足蹴にされ、一体どんな戦略を練るのでしょうか?

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メディアの支配者(上) 講談社文庫

2009年07月05日 22時54分10秒 | 書評 その他
フジサンケイグループにおきた内紛の経緯を
つぶさに描いたノンフィクション。

新潮ドキュメント賞・講談社ノンフィクション賞を
ダブル受賞した作品です。

フジサンケイグループは、フジテレビや産経新聞・ニッポン放送
扶桑社などを傘下に持つ一大メディアグループです。

このグループを引きていたのが、鹿内信隆。
上巻では、信隆氏の娘婿である鹿内宏明氏が
クーデターによって産経新聞会長職を解任される顛末や
信隆氏自身がフジサンケイグループを作り上げる経緯を
詳細に描いています。それが、財界人の動向とあいまって、
戦後財界史を読んでいるような感覚になります。



内容はとても面白かったです。
一企業の権力闘争というよりは財界の裏面史を読んでいるようで
瀬島龍三や中山素平、はては司馬遼太郎まで出てきて、
読み物としては好奇心を充分満足させるものでした。

しかし、巨大メディアがもつ光と影、欺瞞の部分を
いやというほど見せつけられました。

朝日や読売もそうですが、
実際にはオーナー(社主)が支配している会社であり
フジサンケイグループもかつては鹿内家が大株主で、
グループの議長を務めていました。
その議長の座から引きずり下ろすクーデターが
このメディアグループ内で起こっています。

一見華やかにみえるメディアの裏側では
ドロドロの熾烈で陰湿な権力闘争を繰り広げています。
本音と建前がこれほどギャップのある業界も珍しいと思います。

『マスコミで働く人間は一人ひとりが志を持っています。
しかも彼らの心は非常にナイーブです。』
当時フジテレビ社長だった日枝氏の言葉です。

本書を読んでいると、
マスメディアは建前を社会に強弁する分、
その裏側の陰湿さが一般企業とかけ離れているような
印象を受けました。

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真のリーダーに導く7通の手紙  松山淳 著

2009年07月03日 00時26分55秒 | 書評  ビジネス系
以前このブログでも紹介させていただいた
『「上司」という仕事のつとめ方』の著者である
松山淳さんが再び本を出版されました。

『真のリーダーに導く7通の手紙』


今回は亡くなった父への7通の手紙という構成で
物語が展開する流れです。

舞台の設定は、
主人公が今僕が務めている会社の副社長の立場に似ているので、
副社長はこんな気持ちで毎日過ごしているのかなぁと
考えながら読んでいました。

『物語』を自分なりに解釈して読むだけでなく、
著者がカウンセラーの立場から、
物語を『解説』しているので、
その言動に一体どういった意味があるのかが
よくわかります。

『艱難辛苦、汝を玉にす』という言葉がありますが、

さまざまな危機を経験し、くぐり抜けていくことで
その人の人格や仕事の質に変化をもたらし深みを増していく
という著者の言葉や考えは、
様々な問題に押しつぶされそうになっている人に
勇気と希望と感動を与えます。

社会で働き、生き抜いていくためには「強さ」が必要。
しかし、強さを誇示して他人の辛さを思いやれない人であるより、
弱さを抱える人間の真実に気づいている人の方が、
本当の意味での強さを持っているはず、
と著者は述べています。



本当に、そう思います。



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人間関係にうんざりしたときに読む本

2009年07月02日 00時48分02秒 | 書評  ビジネス系
類書はたくさんありますが、
この本が一番「まとも」な本だと思いました。
適切で素直に納得いく内容です。



中間管理職をやっていると、
本当に上から下から理不尽な要求を突きつけられ、
「やってらんねぇ」というよりは、もう「うんざり」
してしまいます。

特に最近はひどい。
何がそんなに心をかき立てるのかわかりませんが、
理不尽なことをいってきますねぇ。

本書では、人を責め批判すれば人は変わると思いこんでいる人を
「きつい人」と定義し、人間理解にとぼしいひとだとしています。

人を責めれば人は変えられるというのは大間違いと
断言しているところが小気味よいです。
責め立て、批判する外的コントロールでは
人は変わらないということはよく知られた事実であるのに、
多くの人はまだ外的コントロールを使って人を変えようとします。

本当に人を変えようと思うならば、
まず「承認」し、相手を納得させなければなりません。
責めて批判して、ましてや人格攻撃までして相手が納得するわけがないし、
変わるわけがありません。

相手に対する愛情があるから
怒ってもわかってもらえるというのは幻想にすぎません。

本書を読んでよくわかりました。

本書には、
「きつい人」に対する対処法ものっています。
それは「苦情処理のように相手に接する」
ということです。

苦情処理の鉄則は「お客様の感情を肯定する」。
相手の感情を肯定しても、
譲れないことは断固譲らないというのが苦情処理。
コミュニケ―ションの達人の秘訣は
誰に対しても苦情処理のスタンスで接するというのが
有効なようです。



そういえば、
副社長から怒られて納得いかなかった僕は、
メンターのところに駆け込んで不満をぶちまけましたが、
メンターはまず僕のことを「承認」してくれましたね。
僕の「感情を肯定」してくださいました。
ありがたかったです。
それだけでも僕のモヤモヤした気持はいくらか晴れました。

こういうことが自然とできる僕のメンターは
人間関係の達人であるように思います。


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宿澤広朗 勝つことのみが善である―全戦全勝の哲学  永田洋光著

2009年07月01日 00時35分03秒 | 書評  ビジネス系
特別、ラグビーファンでもなかったので、
「宿澤広朗」という人を知らなかったのですが、
ラグビーファンの間では超有名人の方だったのですね。

僕が「宿澤広朗」という名前を初めて知ったのは
2007年6月に出版された加藤仁著「宿澤広朗 運を支配した男」を
読んでからでした。すごい人でした。

普通の会社員でも「二足のわらじ」は大変だと思いますが
宿澤さんは、ラグビーの世界でもそして銀行の世界でも
「一流の人」でした。

本書でも、宿澤さんの人生を、とくにラグビー界での活躍を
中心に描かれています。


ラグビーの世界を中心に描かれているので、
現役引退後、日本代表監督やラグビー協会の理事を引き受け
組織改革の過程での悪戦苦闘の模様も赤裸々に描写され、
必ずしもうまくいっていなかった場面も正直に語られています。

仕事の場面では、
三井住友銀行の専務取締役まで上り詰め、
次々と成果を出し続けてきました。
急逝しなければ、「頭取」の目もあったようです。

一つの世界でも成果を出すのが厳しい世界で
輝かしい功績を残した「宿澤広朗」。
ラグビーファンでなくとも興味の惹かれる方です。


「勝つことのみが善である」という
サブタイトルだけを鵜呑みにすると
単純な勝利至上主義者のように受け取られてしまいそうですが、
そうではありません。

スポーツの世界と金融ビジネスの世界とで
「勝利」にこだわり続けることが何を意味するのか、
さらに「勝利」を勝ち取るためにどんな努力をし続けていたのか
その「全戦全勝の哲学」に隠された見えない部分が
とても大切であるように感じました。

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