フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

メディアの支配者 (下) 講談社文庫

2009年07月11日 09時51分34秒 | 書評 その他
『メディアを主導する者をたとえば‘言論人’と呼ぶなら、
彼らには少なくとも自省的思考が問われるに違いないが、
春雄はその対極にあった。その意味では、80年代に狂い咲いたバブルを
メディアの地平で最も濃厚に体現したのが春雄とこのグループであった。』

「楽しくなければテレビじゃない」
この本を読んで思い出しましたが、
80年代確かに少年の僕にとって
フジテレビの番組は面白かった記憶があります。
「おれたちひょうきん族」とか「夕やけニャンニャン」とか
よく見てた思い出があります。

面白おかしく世の中に軽薄な文化をまき散らす一方で、
その裏でどろどろの権力闘争が繰り広げられていたフジテレビ。



一方で、本書はメディアの主役が
新聞からテレビに移り変わる時代の変化も
的確に描写しています。

皮肉にも本書が売り出されている現代は
メディアの主役がテレビからインターネットへ
移ろうとする時代です。

かつて、新聞・ラジオを足蹴にしたテレビは
ネットから足蹴にされ、一体どんな戦略を練るのでしょうか?

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