フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

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人間関係にうんざりしたときに読む本

2009年07月02日 00時48分02秒 | 書評  ビジネス系
類書はたくさんありますが、
この本が一番「まとも」な本だと思いました。
適切で素直に納得いく内容です。



中間管理職をやっていると、
本当に上から下から理不尽な要求を突きつけられ、
「やってらんねぇ」というよりは、もう「うんざり」
してしまいます。

特に最近はひどい。
何がそんなに心をかき立てるのかわかりませんが、
理不尽なことをいってきますねぇ。

本書では、人を責め批判すれば人は変わると思いこんでいる人を
「きつい人」と定義し、人間理解にとぼしいひとだとしています。

人を責めれば人は変えられるというのは大間違いと
断言しているところが小気味よいです。
責め立て、批判する外的コントロールでは
人は変わらないということはよく知られた事実であるのに、
多くの人はまだ外的コントロールを使って人を変えようとします。

本当に人を変えようと思うならば、
まず「承認」し、相手を納得させなければなりません。
責めて批判して、ましてや人格攻撃までして相手が納得するわけがないし、
変わるわけがありません。

相手に対する愛情があるから
怒ってもわかってもらえるというのは幻想にすぎません。

本書を読んでよくわかりました。

本書には、
「きつい人」に対する対処法ものっています。
それは「苦情処理のように相手に接する」
ということです。

苦情処理の鉄則は「お客様の感情を肯定する」。
相手の感情を肯定しても、
譲れないことは断固譲らないというのが苦情処理。
コミュニケ―ションの達人の秘訣は
誰に対しても苦情処理のスタンスで接するというのが
有効なようです。



そういえば、
副社長から怒られて納得いかなかった僕は、
メンターのところに駆け込んで不満をぶちまけましたが、
メンターはまず僕のことを「承認」してくれましたね。
僕の「感情を肯定」してくださいました。
ありがたかったです。
それだけでも僕のモヤモヤした気持はいくらか晴れました。

こういうことが自然とできる僕のメンターは
人間関係の達人であるように思います。


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