フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

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宿澤広朗 勝つことのみが善である―全戦全勝の哲学  永田洋光著

2009年07月01日 00時35分03秒 | 書評  ビジネス系
特別、ラグビーファンでもなかったので、
「宿澤広朗」という人を知らなかったのですが、
ラグビーファンの間では超有名人の方だったのですね。

僕が「宿澤広朗」という名前を初めて知ったのは
2007年6月に出版された加藤仁著「宿澤広朗 運を支配した男」を
読んでからでした。すごい人でした。

普通の会社員でも「二足のわらじ」は大変だと思いますが
宿澤さんは、ラグビーの世界でもそして銀行の世界でも
「一流の人」でした。

本書でも、宿澤さんの人生を、とくにラグビー界での活躍を
中心に描かれています。


ラグビーの世界を中心に描かれているので、
現役引退後、日本代表監督やラグビー協会の理事を引き受け
組織改革の過程での悪戦苦闘の模様も赤裸々に描写され、
必ずしもうまくいっていなかった場面も正直に語られています。

仕事の場面では、
三井住友銀行の専務取締役まで上り詰め、
次々と成果を出し続けてきました。
急逝しなければ、「頭取」の目もあったようです。

一つの世界でも成果を出すのが厳しい世界で
輝かしい功績を残した「宿澤広朗」。
ラグビーファンでなくとも興味の惹かれる方です。


「勝つことのみが善である」という
サブタイトルだけを鵜呑みにすると
単純な勝利至上主義者のように受け取られてしまいそうですが、
そうではありません。

スポーツの世界と金融ビジネスの世界とで
「勝利」にこだわり続けることが何を意味するのか、
さらに「勝利」を勝ち取るためにどんな努力をし続けていたのか
その「全戦全勝の哲学」に隠された見えない部分が
とても大切であるように感じました。

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