フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

日本ブログ村ランキング

にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ いつも応援していただいてありがとうございます。 ブログを続ける励みになっています!

本田宗一郎 夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)

2010年06月07日 00時03分31秒 | 書評  ビジネス系
「強力な創業者がいて、
しかもその人が技術的にトップに立っている。
加えて、過去にどえらい成功体験を持っている。
そういうリーダーがいるということは、
行く所まで行ってしまわないと、
途中で止めるということはとてもできない企業体質だった」

あの「ホンダ」でさえ一直線に
成功体験を積み上げてきたわけではなく、
成功と失敗を重ね合わせながら成長してきた
ということなのでしょう。

カリスマ創業者によって会社は大きくなったけど、
その次を誰がどのように受け継ぐのかによって
その後の成長が大きく変わってしまいます。
後継問題で苦しんでいる新興企業は多いのです。

「三日間くらい、寝不足続きに考えたとしても
間違いのない結論を出せるようでなければ、
経営者とは言えない。
平常のときは問題ないが、
経営者の決断場の異常事態発生のとき、
年齢からくる粘りのない体での判断の間違いが
企業を破滅させた例を多く知っている」
本田宗一郎の盟友、藤澤武夫氏の言葉です。

本田65歳、藤澤61歳で二人は
きっぱりと経営から引退します。

経営の一線から引退してもやっぱり
営業本部長代行にもどった松下幸之助氏と
対照的で、どちらが正しいともいえませんが、
お二人の決断はやはり常人ではできない
という気がします。



本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 (日経ビジネス人文庫)
本田 宗一郎
日本経済新聞社

このアイテムの詳細を見る


にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
にほんブログ村
にほんブログ村 ベンチャーブログ 起業・独立へ
にほんブログ村

My Yahoo!に追加

My Yahoo!に追加