10月14日のマーケットから(19:45記)

昨日の小波乱から1日明けて落ち着いてきました。
そもそも、昨日の下げは中国貿易収支の悪化によるものだと思いますが8月の中国はG20があってまともに生産活動が出来なかったことに原因があります。余りにも大気汚染が酷い為に工場を止めて大気の浄化を促したこと。及びテロ対策のために警備を厳しくしたことにより自由な経済活動が制約されたためであると思います。

ですから、知ったらしまいでドルを大きく売り崩すことは出来ませんでした。

日本の相場環境は悪くなっている訳ではないため、必然的に売り物は継続されない。
ただ、米国はタックスロスセリングの真っ最中なので雰囲気が悪くなると売り物が増えてしまうのは仕方がないですね。



さて、日本株についてですがここもとは日経平均>TOPIXの傾向。本日こそ日銀の買いが入りましたが今月初めてです。日銀がTOPIXETF買いをしないとどうしても値がさ中心のマーケットに成ってしまいます。それだけ、ニューマネーが入っていないのですね。外人も日銀のスタンスに対して懐疑的に成っているのだろうと想像しますが、もう少し日銀は市場と対話をした方が良いと思います。今の日本経済にサプライズはいらない。それよりも方向性がはっきりした方が良いと思います。それによって経済が誘導される方が回復は早いように思います。せっかく政治が安定しているのだから、それを利用しない手はないと思います。

マーケットは連日申し上げている通り、大統領選挙が決着が着くまではスタートしないと思っています。バリューを貯める時期だと思います。
大きなサイズでなくても良いと思いますので、、手数を出すべきでしょう。

まあ、週末ですから良い休みをお過ごしください。では。