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システムエンジニア[その10]

2013-12-20 05:06:55 | programming
えー、お題の「システムエンジニア[その10]」です。

人事異動で、希望する家の近くのショップに移動になった私は、
それから、店員の1人として働く事になりました。

私は、今までの経験から、お客様の問題を解決する事と、
お客様の満足を増やす事に努力しました。

もちろん、私1人の力では到底出来ません。

たまたま、良い仲間に恵まれて、ショップの売上もなんとか
目標をクリアーする事が出来ていました。

そして、2年ほど経った頃、店舗が手狭になってきました。
いつも店の中が狭くなって来たのです。

そうしているうちに、店舗の移転の話が出てきました。

高松の店は、結局この2年で客足を増やす事は出来ませんでした。
理由は、高松店の近所に東京からパソコンショップの量販店が
オープンし、客足がそちらに流れていってしまったのでした。

そこで、私の働くショップと、高松店のスタッフとで、広い店舗に
移転するという事になりました。

このショップはオーナー社長が実質の権限を全て持っていました。

何をするにも社長の許可が必要だったのです。

実は、移転話は社長の方から出た話でした。

私達スタッフは、移転先を探していました。
すると、あるスーパーマーケットの店舗が開いているという事で、
その店舗を移転先にせよ、と社長命令が出たのです。

私達スタッフは、その店舗を見て、あまりの広さに実情と合わないと
感じていました。

しかし、話は社長がどんどん進めていきました。

そして、私に新しい仕事を社長が打診して来たのです。

それは、パソコンショップ内に併設するパソコン教室の
インストラクター兼責任者になる事だったのです。

私は、自分はインストラクターには向いていないと思い、
固辞したのですが、社長はそれを許してくれませんでした。

話は、どんどん進んでいき、いつの間にやら私がインストラクターの
研修に行かされる事になったのです。

私は嫌々ながら、社長命令なので従っていましたが、
悩んでいるうちに不眠症になっていきました。

そうこうする内に、移転オープンの日程が決められたのです。

私は、何故か、仕事に興味を持てなくなりました。
そして、体が妙に疲れて、疲れが抜けないのです。

その内に、私は、オープン初日にめまいを起こしたのです。
立っていられない程でした。

私はそのまま総合病院へ診察に行きました。
体の隅々まで検査を受けました。
しかし、どこも悪くないと言われて、最後に、ストレスかもしれないと
心療内科に回されたのです。

そこで、うつ病である事が判明しました。

心労と過労から来る不眠症で、うつ病を発症したのです。

私は目の前が真っ暗になりました。

仕事なんかしている場合ではないという事で、そのショップを
泣く泣く辞める事になったのです。

暫く休養が必要と判断されました。

結局2年程仕事をしない日々が続きました。

そして、また、システムエンジニアの仕事に就く事に
なっていったのです。

その11へ続きます。

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