テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

Ibanezeとクラシック音楽をコラボさせてみたよ(^_-)-☆

2011年08月27日 | 日記
読者の皆さんは如何お過ごしだろうか?

まだまだ暑い日もあるがここ数日で気温も落ちついてきたようだ

私にとってはギター演奏に最適な季節になったといえる


またまた、ちょっとした遊びを思い付いた

皆さんはドイツのヨハン・パッヘルベルという作曲家をご存じだろうか?

「そんなの知らないよ・・」

という人が大半ではないだろうか?


しかしながら、その代表曲はあまりにも有名なのだ

『カノン』という曲なのだ

彼の代表作であり、唯一の有名な曲なのだ

実は私もこの曲は何度も耳にしていたのだが作曲家の名前は最近知ったのだ(検索だけど・・)


この曲は親しみやすいメロディから結婚披露宴のBGMなどに用いられることも多い

確か・・誰かの披露宴で聴いたような・・・

そんな気がしてきた


何故だか、この曲はロックギタリストたちのツボにもハマってしまうようだ

ロック系ギターの教則本などでも課題曲として取り上げられることが多い

私も何度か楽器店の楽譜のコーナーで見かけたことがある


クラシックにはフォークソングのような『コード』はない

しかしながら、それらの譜面にはメロディに見合ったコードが充てられている

コード進行だけを分析するとクラシックというよりはポップスに近いと感じる

クラシックだけに単純なコードは少なく、多くは『分数コード』が用いられる


ネット動画などでも

『カノンを弾いてみた・・』的な動画が山ほど検索できる

非常に上手い(ギターの音作りも含め)人も多い、中には微妙?な人もいる


チェロやヴィオラなどのストリングスのパートをギター用にアレンジしたものが多い

元がクラシックだけに書き下ろした人によってアレンジも大きく異なるようだ

主旋律であるあの有名なフレーズをギターで弾くのが気持ち良いのだと思う


今回、私もカノンを元に独自のアプローチでアドリブを弾いてみた

ネット動画の人々と同じように弾いても面白くないので大胆にアレンジしている

ある意味では原曲のメロディをまったく無視しているといっても過言ではない


最近、調整が完了したIbanezeで弾いてみた



カノンをコピーする人は多いがアームプレイを絡めている人は少ない

ギターは『隙間狙い』が面白いのだ(^O^)/

いろいろな人のギターサウンドを聴いてみて感じるのだが惜しい人が多い

テクニックはそこそこあるのにギターの音作りが下手なのだ

以前の私に似ている

とにかく歪みをマックスにしてしまう傾向が強いようだ

私も強い歪みは好きなのだが・・少々耳に痛い場合が多い

そんな時にはトーンをコントロールしてバランス調整している


今回のサウンドがそんな感じなのだ

ロングトーンを得る為に歪み量を増やしている

その代わりにトーンでキンキンとした感じを抑えているのだ


私はこの音が合っていると思うのだが
他の演奏者によっては他のアプローチがあるかもしれない

まぁ、自分の曲ではないので、今回はそこまで深くは追求しないが・・・

微妙にピッチが狂っている部分があると思う

実は遊び故にチューニングをしないで録音を開始してしまったのだ

ある、音楽雑誌で元マリノの大谷レイブン氏が語っていた言葉が印象的だった

「アーム付きのギターのチューニング狂いは仕方がないんですよ・・」

「そこまでを含めて愛してあげなくてはいけないんじゃないかな・・」

「演奏中に狂うことも多いですよ でも、チョーキングとかで乗り切ちゃいます(笑)」

つまり、狂った音を認識しつつも指先でそれを微妙にコントロールしているというのだ

何ともプロっぽく、カッコいいと感じた

素人さんの多くは音程が狂ったままエンディングへと向かってしまう事が多い

プロとの耳の差だろうか?

そんなわけで、演奏を始めてすぐにピッチ狂いに気付いたのだが・・

大谷レイブン氏を真似て指先だけで音程を修正しながら弾き続けてみた

アームのウネウネでも微妙に誤魔化している

まぁ、遊びだけに細かいことは一切気にしない







余談だが・・

実は数日前にB.C.Richを手放してしまったのだ


ブログでもちょこちょこと取り上げていたのだが・・・

残念なことだと思う



「何で売っちゃったの・・?」

という感想を抱く人もいると思う



私の友人からの熱い要望だったのだ

前出の大学時代から同じギターを使っているオヤジなのだ

先日、ちょっとした用事で奥さんと我が家を訪問したのだ



オヤジは指を咥えながら


「いいな・・なかなか手に入らないんだよな」



ルックスは上々なうえ、サウンドも気に入っていたのだが・・

微妙にピッチが合わないギターだった

1Fから24F(2オクターブ仕様)だったのだが15F以上が痛い音程だった

チョーキングやビブラートなどで誤魔化しながら弾いていたのだが
他の2本のギターのクオリティが高いだけに嫌になっていたのも事実なのだ

『飾りもの』としては最高だと思う



実は最近流行りの中国製だったのだ

ギターの業界ではアジアをはじめとする海外生産は常識なのだ

コストダウンの為だと思う



実際のところ、日本製のギターに出会う方が難しい

店頭に並ぶギターの1割弱くらいではないだろうか?

海外生産のモデルには当たり&はずれが多い

それを見抜く目も必要なようだ



店員さんに嫌われるくらいに何度も足を運ぶ人は失敗も少ないかも?

私の悪いところは『一目惚れ』が多いのだ

それ故に失敗も多いのだ



自宅に帰って、じっくりと眺めながら気付く事も多い





話をBCに戻そう・・

読者の皆さんも画像をご覧になったと思うが・・

ルックスは最近人気の『ゼマティス』にも負けていないと思う


ブログでは良い事しか紹介していなかったが難点の多いギターだった

フレットに関してもハイポジションにおいては『音擦れ』が頻発していた


「音擦れって?」

隣のフレットとの高さの調整が甘い為に弦が微妙に触れてしまう現象の事なのだ

他の2本に関してはかなり弦高を下げているのだが発生していない

値段もそこそこしただけに納得いかない部分もある


「楽器店での試演の時に気付かなかったの・・?」

店頭に並んでいる段階ではブリッジが普通の高さに設定されているのだ

まさか、ドライバーや工具を借りて弄る勇気はない

精度を信じるしかないのも現状なのだ


ある意味、いろいろな経験をしているだけにネットでギターを注文できる人が不思議でしょうがない

おそらく、あまりギターを知らない人かベテランのセカンドギターだと思える

楽器店よりは一割ほど安いのが常識だがトラブルなども耳にする事が多いので怖いのだ


そんなこんなで迷っていたのだ

もちろん、後でクレームをつけられても困るのでウイークポイントは説明した

「関係ないよ! 俺はそんなにハイポジは使わないからさ・・」

彼はローポジションでのリフ刻みが大好きな男なのだ


ある意味、素人さんで20F以上のハイポジを多用する人は少ないかもしれない

実際のところギブソンのレスポールにしてもフェンダーのストラトにしてもノーマルネックでは22F仕様が多い

つまりはそんな際久まで使わないのだ


売却の金額だが・・

楽器店の二束三文の買い取り金額よりは高かった

彼にしても店頭で販売されている価格よりもかなりお得に購入できたと思う


双方が満足する結果に至ったので良かったと思う



実は次に購入したいギターが決まっているのだ

すでに偵察済みなのだ


やはりマイルドなハムバッカーサウンドが必要なのだ

ギラギラの尖がった音をトーンで潰したサウンドとは区別したい

ゲイリームーアが弾くバラードの音をイメージしていただきたい

あの音はIbanezや Ariaでは出せない

まぁ、逆の事も言えるが・・・


久々に大定番のレスポールを狙っているのだ

本当は本家のギブソンが欲しいが私の経済状況では無理なのだ

中古という選択もあるが・・過去に一回だけ挑戦して懲りている


新品しか考えられない

『純国産』に拘ってみたいと考えているのだ

老舗メーカーのトーカイが気になっている

木目も美しく細部の作りも完璧なのだ

ある意味ではUS以上のクオリティではないかと思える

レスポールタイプのコピーモデルというと『エピフォン』が有名なのだが・・・

すべて中国製なのだ

価格はお手頃なのだがネットなどでも評判が二分している

賛否両論が別れるところだといえる


一時はエピフォンも日本生産のモデルが存在した

今でもネットオークションなどではマニアに人気の品なのだ


グレコ、トーカイ、フェルナンデス・・は純日本製の看板ブランドだった

最近になってトーカイが復活したらしい(店員さんの話だが・・)

とにかく、『純日本製』というだけで心が躍ってしまう


私のジャズベも日本製なのだが・・

確かにクオリティが高いと感じられる


ただ・・値段が少々お高いのだ

実売価格で10~20万円くらいのモデルを狙っている

ギターに限らないが・・

「欲しい・・」

となったら我慢できない自分の正確を悔やむ時が多々ある

でも、明日の事は誰にも分からないのだ

今を楽しんだ方がお得な人生だと思える時もある

『貯金命!』という人もいるだろうがお金は蓄えるものでもあり、使うものでもある

欲しいと思えるものが夢に出るような人は思い切って買ってしまった方が良い

精神衛生上にも正しい選択だと思える


いよいよ、ブタの貯金箱に隠しておいた『ヘソクリ』を出動させる時が来たようだ


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