テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ピグノーズでジミヘンの『エンジェル』弾いてみた・・(*^^)v

2015年08月02日 | 日記
本日、三話目の投稿なのでお間違いなく

画面の黒い横線は微妙に気になるが・・

パソコン本体は絶好調なのだ

私自身も絶好調なのだ


アップロード容量を確保する為に初期の作品群をかなり削除しているが
理由は先日にお話したとおりなのだ

ご了承いただきたい



昨日の花火大会への同行で本日は家族から解放されたのだ

それにしても猛暑など関係なく元気な一家だと思う

余談だが・・熱中症対策には水分よりも食事の内容の方が重要だというのだ

我が家ではネバネバと肉が多いような・・?

まぁ、『料理長』に任せているので私は食べるだけなのだ

元気にギターが弾ければそれで幸せなのだ


今回は久々にピグノーズギターを弾いてみたのだ

実は毎日弾いているがブログで紹介するのは久々という意味なのだ



他のオモチャ的なミニギターとは区別したい


初心者の最初の一本にはお薦めできないが・・

メインギターを持っている人のトラベルギター、パーティ用ギターとしては楽しい

とにかく良く練られている

ギター好きの私が称賛する製品に間違いはない

自画自賛と言われてしまうかもしれないが・・

その辺りのセンスと感性には絶対の自信を持っているのだ


ギターの先生だからといって良い製品の見極めが出来るとも限らない

初心者だからと何も分からないと決めつけるのも早計だといえる


ギターは芸術なのだ

芸術に経験はあまり関係ない


申しわけないが言わせていただきたい

センスがない人が何年ギターを続けても進歩しない

見極めは難しいが・・
別の趣味お金と時間を投じる方が良い結果が生まれると思う


一方、初心者でも抜群にセンスが良い逸材もいるのだ

これが面白いところなのだ

天才であるジミヘンは5年というキャリアで自身を確立したのだ

しかも、独学なのだ




どんなジャンルのギターを弾いていても途中経過としてジミヘンを避けては通れない

特にコードワークのセンスを磨きたいと考えている人にとっては最も優れた先生なのだ


今回もGT-100で遊んでいるうちに気に入った音を見つけたのだ



いわゆるロータリースピーカーのシュミレーション的な音なのだ

ギター弾きにはあまり馴染みがないと思う

オルガンなどでは古くから普通に使われていた音なのだ

スピーカーが回転しながら音を出すという仕組みなのだ


緊急車両が通過する時の『ドップラー効果』にも似ているかも?


パソコンの画面はこんな感じなのだ




本体に触れる事なく設定内容の変更が可能なのだ




作業効率と気分が一気に高揚するのだ





話はジミヘンに戻るが・・


”ジミヘンの何が凄いのか?”

一言で表現するならば『音選び』なのだ


ジミヘンの曲を真剣に耳コピしていると驚きの連続なのだ

「何でこんなコードに飛ぶの?」

「ここで7thのコードを当ててくる?」


音楽の理論に精通した人からみるとジミヘンの曲は正しくないらしい

私は音大の出身ではないので良く分からないが・・・


それでも聴いていてとても気持ち良い揺らぎを感じる

何故だろうか?

ジミヘンの気分が高まりファズを踏み込んだ時のエモーショナルな音も好きだが・・

対極にある

”静かなるジミヘン・・”

に惹かれる

バラード系の曲は秀逸なのだ

ステップアップの為にもコピーしておくべきだと思う


16ビートカッティング、弦飛びアルペジオetc・・

大事な練習ではあるが・・

単体の技をマスターするよりも何かの曲を最後まで弾き切る練習の方が成果が高い

音譜よりも『グルーブ感』や『間』のようなものを感じるのだ


今回はジミヘンの最も美しいバラード曲『エンジェル』を弾いてみたのだ

曲中にさりげなく転調が何回か登場する

テンポは速くないが難易度は高い

難しいコードを代理コードに置き換えては雰囲気がスポイルされる


当時のジミヘンはテンションコードの知識など無かった

ジミヘン以外のギタリストも同様なのだ


ピアノやクラシックの弦楽器のような格式の高さはギターにはない

ましてや50年前の時代のエレキギターなのだ

時代背景としてどんな立ち位置だったか容易に想像できるのだ


ジミヘンのような貧困な家庭の少年が夢を託すような道具だった

現代のように中流家庭以上の出身で何の苦労もなく次々に
デビューしてくる若手のギタリストにはないモノを当時のギター弾きは内包しているのだ


他の楽器の経験者はその経験をギターに流用する事も多い

ピアノ経験があるギタリストも多い

ヴァイオリン出身というロック系もいるのだ


ジミヘンは何の経験もない

父親の元にギャンブルをする為に夜な夜な
集まってくるオヤジ仲間からギターを習ったという

あまりにジミヘンがギターを欲しがるのでボロボロのギターを二束三文で譲ってくれたのだ


ジミヘンのアコギ的なエレキの奏法はこの時代に培ったものだと推測できる

マーシャルとストラトのリフにもアコギの雰囲気が感じられるのだ


今回のエンジェルはいわゆる弾き語りの曲なのだ

ジミヘンの歌があってこそ成立する曲なのだ


日本の多くのフォークソングなど歌が無ければ何の曲だか分からない

そんな曲が多い


理由は『コード進行』にある

コード進行に捻りがないのだ


ある特定のコード進行に色々な曲がハマってしまう

そのコード進行は自身が考えたものではない

過去に聴いた何かの曲の流用なのだ


ジミヘンは歌わなくてもその曲だと分かる

今回のエンジェルも原曲を知らなければメロディは浮かばないと思うが・・

何となく頭の中で音が移動しているのを感じられる構成になっているのだ


コード進行自体にメロディを彷彿とさせる秀逸さと捻りがあるという証なのだ

いわゆるコードカッティングの部類だが
フォークのようにすべての弦を上から下まで弾き切っては雰囲気が出ない


”歌うように弾く・・”

特に決まりや規則性はないが・・

状況で太い弦と細い弦をコントロールしているのだ

メロディを意識しながら和音を弾いているのだ


ジミヘンが弾き語りで用いるバージョンを耳コピしてみた

ギターだけでは寂しいので生ドラムを併せてみた

W

打ち込み系の『ピコピコ的ドラム』とは区別したい


あえて社外の製品を導入する醍醐味なのだ

大した金額ではないのだ

ここをケチる人・・惜しいと感じる人にはDAWは向かない


ジミヘンの部屋弾きの貴重な画像と共にお楽しみいただきたい



ピグノーズでもここまでギターらしい音が表現できるのだ



「こういうカッティングって好きだよ~♪」

「ジミヘンってやっぱり良い感じだよね」

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