goo blog サービス終了のお知らせ 

テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトキャスターの改造について考えてみた・・・

2013年01月06日 | 日記
金曜から仕事始めの人もいたと思う

私は明日から正式に仕事始めなのだ

昨日は臨時で出勤してシステムなどのチェックをしたのだが特に問題はなかったのだ

部下の中に新婚の者がいたので軽~く飲んで帰宅したのだ

「新婚か・・懐かしいなぁ・・・」

私にも経験があるが・・

新婚生活は何もかもが『尋常』ではないのだ

仕事より飲み会より・・何より奥さんが最優先という期間が半年続くのだ

その後は夢から覚める・・・

・・大人的なニュアンスが伝わっていると思う



現在の私は妻を弾く?ならばギターという感じなのだ

ギターのボディラインにセクシーさを感じることは多々あるが妻に反応するのは週一という程度なのだ

まぁ、どうでもいい話だが・・・




冬休みはギター三昧な日々だったのだ

メンテも完了して晴々とした気分なのだ




ストラト&レスポール・・

共に人気がある二大ギターだと思う

 

とくにストラトは改造ベースとして人気が高いように感じる


主にピックアップの交換がメインになってくると思うが・・
その他にも手を入れることができる部分が多いのも特徴だといえる


私も皆さんと同様にギター関連の検索をすることが多いのだ

”ストラト改造・・”

というようなキーワードで調べてみるのも面白いのだ


愛用のストラトを改造する気はない

むしろ、世間のストラトユーザーが何に不満を持っているのか?という部分に興味があるのだ


楽器屋のお兄さんは私のストラトを本物として認識していない傾向があるのだ

それはそれで一考だといえる

「ストラトってもっと音の線が細くてパワーがないんですよ・・」

「しかも、ノイズも酷いですし・・まぁ、それが魅力ですけど・・」

真のストラトファンは『ネガ』も含めて愛しているという事になるらしい


お兄さんのストラトを含め色々なストラトを弾いた経験があるのだ


一言でストラトを表現するならば・・


”ハードなロックに不向きなギター・・”

ということができる


ストラトを購入しようとしている初心者の人は注意が必要だと思う

ルックスだけで購入すると結果的に痛い目を見ることになってしまうのだ


「もう少しパワフルなピックアップに交換しようかな・・?」

という事になってしまうのだ


すべてを満たすギターは存在しない

ピックアップを交換してパワーアップを図れば、
引き換えに本来のストラトらしいボディ鳴りを失う事になってしまうのだ

そもそも、ストラトという前にシングルコイルのピックアップの特性をもっと知るべきだと思うのだ

『非力な音』をマイナス要素として捉える人も少なくないが・・・

裏を返せば『繊細な音』という事になるのだ


以前にも少々お話したが・・

レスポールのようなハムタイプのギターからシングルのストラトに
持ち換える(買い替える)と下手になった感じがするのだ

理由は繊細なシングルが自分のピッキングのニュアンスを包み隠さずに表現してしまうからなのだ


つまりはストラトを上手く鳴らすことができる人はレスポールも上手く弾けるという理論が成立するのだ

弾き比べの機会がある人は是非ともお試しいただきたい


ストラトのパワー不足をネガティブな要素として捉える場合もあるが・・

それが似合う弾き方、ジャンルの音楽に使えば良いのでは?と思うのだ


ストラトのピックアップを交換する人にはこんな意見もある

「ディストーションをかけると音が痩せるんだよね・・」

「まったく使い物にならないんだよね・・まったく・・」


メーカーが出荷の際に使いものにならないギターにOKを出すだろうか?

つまりはユーザー側に使い方に問題がある場合が多いように感じるのだ


ちなみに私のストラトは先にも述べたようにストラトのネガな部分をすべて払拭した仕様になっているのだ



レスポールのようなハムと比較すれば非力ではあるが従来のストラトよりも音が太いのだ

悩みのタネであるノイズからも解放されたのだ


この音に楽器屋のお兄さんは否定的なのだが・・

イメージ的には従来のストラトをブースターで音を増幅させた感じなのだ

良い部分はそのままにパワーを増したような好印象を受けるのだ


天下のUSA Fenderがチューニングしたのだ

ストラトとかけ離れた音であるわけがない(と私は思う)


生きる伝説であるクラプトンでさえ、近年ではノイズレスのピックアップを愛用しているのだ

上手い人が弾けば、ノイズレスでも枯れたクランチサウンドは表現できるのだ



アームを多用するジェフベックもノイズレスだと聞いたことがある

しかもブリッジも二点支持、ペグもロック式、ローラーナット・・なのだ



拘りがあるギターマニアの人は何故だかヴィンテージの雰囲気を好むようだ


音楽シーンや様々な環境が進化(変化)しているように使い手であるユーザーも進化すべきだと思う

良いものを柔軟に受け入れる姿勢が必要だと感じるのだ


話は戻るが・・

ストラトに限らないが純正のピックアップを交換することはお薦めしない

音が細いと感じるならばエフェクターやアンプ側でいくらでも補える場合が多いのだ

そのそも、音のショボさを機材のせいにしているが・・

ギターは右手のピッキングと左手のコントロールで音を作り出すものなのだ

読者の皆さんの周囲にも改造好きがいると思う

おそらく、講釈ほど良い音が出せていないのでは?

・・という事なのだ


ここまではストラトの改造を否定するような感じだが・・

一つだけ『お薦めの改造』があるのだ


基本的にヴィンテージを意識した仕様のストラトはリアピックアップのトーンが効かないのだ

ボリューム(共通)、フロントのトーン、センターのトーンという感じなのだ


フルテンのリアピックアップは耳に痛いのだ

リアのトーンをアンプ側で抑えることも可能だが・・

演奏中に他のピックアップに切り替えるとバランスが崩れてしまうのだ


何故にこんな仕様になったのか?は知らないが・・

実践的な使い方としてはセンターとリアをミックスしてセンターのトーンを抑え気味にコントロールするしかない


非常に気を使うし面倒だと思う


ちょっとした配線の知識は必要だが・・

センターのトーンとリアのトーンを共用にしてしまうのだ

つまりはリア単体でもトーンコントロールが可能になるのだ


これは便利なのだ


ちなみにこれもストラトユーザーの不満だったのだ

私のストラトは当然ながらリアもコントロール可能なのだ

”リアは痛い・・”

と思っている人も多いと思うがトーンを抑えればカッティングにも使えるのだ


配線を自分で行えばタダだが・・

無理な人は楽器屋さんに依頼しても良いと思う

単純な配線だがイメージよりは高い金額を請求されると思う


何でも自分でチャレンジしてみるのも悪くないと思う

まぁ、不器用な人の場合には最終的には弄り壊してしまう可能性もあるが・・・


今回は面白い動画があったのでご紹介したいと思う

『ヨッちゃん』こと野村義男氏が新製品のインプレッションをしているのだ



動画の中でお気に入りのストラトを使っているようなので参考になると思う

【動画Ⅰ】
これぞ!

”楽器店での正しい弾き方・・”

だと思う

タラタラと速弾きをするよりもインパクト大だと思う

指癖が70年代のハードロックだが・・

私にも共通する部分なのだ


私の方が年下だが似たような世代なので気持ちは理解できるのだ

スティーブヴァイのように扇風機で長髪を風になびかせている辺りが御愛嬌だと思う


さすがに所有ギター700本越えは凄い!

ギターが好き過ぎる感じが伝わってくるのだ

素晴らしいと思う


氏のギター好きは有名でプロの中にもコレクターは多いがNo1だと思う

数年前に700本と聞いたことがあるので現在ではもっと増えているような・・


楽器屋のお兄さんも素人で70本越えは凄いが700本には及ばない

ギター好きが高じた有名なエピソードが沢山あるのだ

「中学の頃(たのきん時代)にギターを始めてギターに触れなかった日が数日あるんだよね」

それは奥さんとの新婚旅行の数日間なのだ

「ギターを持っていったら離婚だからね~」

と釘を刺されていたらしいのだ

「折り畳めるトラベルギターを持っていこうと楽しみにしていたのになぁ・・」


奥さんに言わせれば・・

「ギターに触れる時間があるなら私に触れて!」

という事になるのだと思う


ギター好きの私も幸いにも新婚旅行の時にはそんなにギター好きではなかったのだ

特に何かを我慢するということもなく過ごせた気がするのだ


たのきん時代にお母さんが雑誌のインタービューに答えているのだ

「仕事でどんなに遅く帰宅してもギターを弾き始めるんですよ・・」

「義男? 睡眠不足になっちゃうわよ 早く寝なさいね・・・」

この気持ちは理解できるのだ


私も忙しい時などは家族が寝静まった時間からギターを弾き始めることがあるのだ

1時間程度だが非常に集中できる時間帯なのだ


翌日が休日の時にはさらに数時間プラスということも多々ある

「ギターを弾く時間がないんだよね~」

という話を耳にするが結局はそんなに好きではないのだと思う

上手くならない時間を多忙な日々に置き換える人も言い訳だと思う

「ギターは趣味だから・・・」

と軽視する人も微妙だと思う


脱線気味なのでこの辺で修正を・・・






二本目の動画は矢沢永吉氏のサポートギタリストであるichiro氏なのだ

 

【動画Ⅱ】

以前は塗装が剥げたボロボロのストラトを愛用していたそうだが・・・

大御所である矢沢氏との仕事が決まった時に記念に作ったギターらしいのだ

「やっぱりボロボロのギターじゃ・・永ちゃんに叱られそうで・・・」

何となく分かるような気がする


フェンダーカスタムショップのオーダー品らしい

スペックの詳細は分からないがヴィンテージのストラトを意識しているようだ


一般のギタリストがピックアップを改造したくなる非力なピックアップなのだ

ギターは弾き手次第という好例だと思う


この動画を見て以来、私もクランチのカッティングにハマっているのだ

このグルーヴ感を出すのは至難の業だと思う

まさに『アメージングハンド』だと思う



やはりこれがストラトの真骨頂だといえるのだ


何だかギターが弾きたくなってきたのだ












最新の画像もっと見る