テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

テレキャスターの音作り&アンプ鳴らし方

2019年08月04日 | 楽器
レスポールとテレキャスターの音比較に引き続き
音比較第二弾ということで
ストラトとテレキャスターの音比較を企画していたのだ

参考程度にyoutubeや各種サイトなどを検索してみた
想像以上に多いのだ
私が中途半端な音源を無理くりに投入する意味を感じない

他の人に任せたい

当ブログは色々な意味で『穴埋め』を意識しているのだ
他の人、他のブログなどでカバー出来ていない部分を掘り下げたい

何かと人気のテレキャスだが・・
調べるほどに愛好者の声にヒットする

レスポール、ストラト、テレキャスはギター界の三種の神器なのだ
一本持っていて損は無い

そんなこんなで今回はテレキャスで箱モノの雰囲気を演出してみた
テレキャスをアンプで鳴らしてみた

こちらも弦の裏通し以後初めての試みになる
アンプを通しても良く弦が鳴る
弾いていて気持ちが良いのだ

あるテレキャス弾きの人が語っていた
「テレキャスの音が耳に痛い人って弾き方と音作りが下手ってこと」
「ちゃんとバランスを取れば、リードでもバッキングでも使える音だよ」
まったく同感なのだ

今回の音はリアなのだ
リアと決めたわけではない

ミックスとフロントの音が抜けないのだ
アンプを通して知った事実なのだ

まぁ、エフェクターなどのトーンでカバーできるが・・
ツマミの位置が中央では音が抜けない

リアはそのままでも良い雰囲気なのだ

ちなみにレスポールやストラトのフロントは味がある
それなりにカリッとした音の質感を感じる事ができる

やはり、この辺りがピックアップの値段(性能)の差だと痛感した
テレキャスがメインギターならば即改造!

だが・・
サブサブギターなのだ

現状でもマルチ+ヘッドフォンの環境では楽しい
特に不満はないのだ

アンプがキモということで興味が出てきた
スタジオ常設の真空管アンプとの相性を検証してみたい
すぐにというわけにはいかないが・・
夏休みなどを活用して具現化してみたい

という前置きはこのくらいで・・(長いね)

今回は変形ブルースなのだ
コテコテの泥臭いブルースとは区別したい

ブルースも幾通りにも枝分かれしているのだ
原点はアコギの弾き語り系ブルース
ロバート・ジョンソン辺りが良い見本になる

最近は個人的にロベン・フォードがお気に入りなのだ
レイヴォーン同様にブルース系ギタリストだがフックが効いている
レイヴォーンは古典のブルースとオシャレ系を使い分ける
ロベン・フォードは一ひねりしたブルースが得意なのだ

言葉で伝えるのは難しい

興味ある方はyoutubeなどで検索してみていただきたい
氏はテレキャスを使っていた時期もあるようだ

ブルース好きな私としてはとても参考になる

と言いつつも今回の音源はビートルズ風・・
実はビートルズの原点もブルースなのだ

各人がかなり影響を受けている
ビートルズの広義な意味ではブルースが源流に流れるポップスなのだ
特にジョン・レノンはその影響が色濃い

おじさん世代はビートルズ派とストーンズ派に分かれることが多い
兄弟や親の影響が大きいという

おじさんの私が影響を受けたプロはさらにおじさん世代・・
その影響を色濃く受けている人が多い

自分で楽器を弾く人は聴いてきた音楽の影響が音作りやフレーズ
楽器選びに反映される

特に意識をしなくても大丈夫

自分が欲しいと思うギターを好きに弾けば良いのだ

ビートルズも色々なギターを弾いてきた
ビートルズが使ったギターは必ず流行したのだ

影響がある人は素晴らしい!
他人の心を動かす何かを持っているのだ

ビートルズは作曲を超えた発明なのだ

フィードバック奏法もジョンが世に広めた
ノイズや雑音を音楽に昇華させるその才能に脱帽なのだ

エレキの原点はジミヘンにあると思っている人も多いが・・
そんなジミヘンも他人の真似をし影響を受けていたという

ジミヘンに影響を与えた一人がジョン・レノンなのだ

ビートルズというとリッケンバッカーをイメージする

読者の皆さんにはお馴染みのエピフォンの愛用者でもあった
『エピフォンカジノ』

ギブソンの傘下に入るまではライバル会社だった
エピフォンという独自のブランドを展開していたのだ
このギターもジョンが使った事で名器になった

状態が良いヴィンテージは数百万円で取引される
エピフォンの一部のギターは本国アメリカで生産されている
エピフォンは老舗ブランドなのだ

このギターは箱モノだがシングルピックアップを積んでいる
それ故に抜けが良い音になるのだ

ジャズなどを好む人には少々音が元気過ぎるという
ギブソンなどの箱モノを好む
音楽ジャンルによってはむしろ抜けない音を好む

ギターの音作りは深いのだ


先に述べたが・・
今回はテレキャスのリアを使った
ボリュームはフルテン、トーン微調整という感じ

ピグノーズアンプの前段には歪みを二台
エフェクターと相談しながら音作りしてみたのだ

良い歪みは良いギター同様に音作りの幅が広い
小手先のトーン調整ではない

伝わっているだろうか?

トーン最大でカリカリ、トーン最小でモコモコ・・
そんなレベルの話ではない

ゲインの調整なのだ

ゲインのツマミを可変させることでカラフルに音色が変化するような
箱を選んでいただきたい

やはりギター同様に『絞った音』に注目していただきたい
クランチの音がエロい箱を選ぶと良いと思う

良いメーカーは絞った音を徹底的に研究している
各メーカーが回路を工夫しているのだ

コンデンサーはギターだけのものではないのだ
マニアになると内部コンデンサーまで弄り始めるという
恐るべしディープな世界なのだ

私はそっちの世界には興味がない
匠が尽力して完成した製品を鳴らすことがギター弾きの仕事なのだ
私は気に入った機材をネットで紹介することが仕事(趣味)なのだ



加えて、『ギター道』を初心者を中心に拡散することに注力しているのだ

ジミヘンコードならぬ
『ジョン・レノン進行』で弾いてみた

”持っているコード進行・・”

バッキングだけで十分にカッコいい
繰り返しになるが・・
これもブルースの一派なのだ

余談だが・・
現在はジャズブルースやジャンプブルースを研究しているのだ

夏休み辺りに集中して練習する予定
まだまだ、私の進化は止まらない
やる気があれば、人間は何歳でも勉強できる
伸び代があるということ

諦めた人は終わっているのだ
自己満足の人も同じく終わっているのだ

「このくらい良くなくねぇ!?」

とは私が良く知るおじさんの口癖なのだ
何が良いのだろうか?

若い読者の皆さんは自分に甘い中年おじさんになってはダメ
趣味の世界だからこそ、自分に厳しくあるべき

仕事や学業では甘えは許されない
放っておいても頑張るもの

趣味は自分で管理するのだ
人間は楽な方へと逃げる傾向がある
動物の本能なのだ
「痛いのヤダ~ 苦しいのヤダ~」
私の周囲にはそんなおじさんばかり

飲みたい時に好きなだけ酒を飲み
ギターを趣味だと言い放ちながらほとんど弾かない
不要なギターなれど、売り放つ英断も出来ない
ど~にもならないおじさん達なのだ

スマホやパソコンで検索するもまったくもってギターと無関係なネタ
そんな有様でも耳が良いと豪語する

ギターを知り尽くしているような体で語る

そんなおじさんにはこれから先もギターの神様が微笑むことはない

ギター道は甘くない
頑張らない人に光が当たることはない

人知れず頑張る人には必ず輝ける日々が訪れる
ある日、急に自分が上手くっている事に気づく

”クロスロード伝説・・・”

ギターは段々上手くなることはない

上手くなれない理由の一つに理解がある
弾き方や音楽理論(コードなどの関係性)などが分からないままに
数十年という時をムダに過ごしてきた中年おじさんも少なくない

そんなおじさんが一念発起して真面目に取り組むだけで伸びる
色々な部分が伸び悩むおじさんでも突き破るように伸びるのだ
「俺、オッサンだけど~まだまだ頑張れるぜ~」
ということも十分にあり得る

「俺さ、人生終わってる・・何でギターだけ頑張るの?」
「変だろ!? 人間はバランスじゃねぇ!? 違うかな?」
趣味で行き詰まっている人の多くはこんな考え方をしているという

楽器店でおじさん達の愚痴を聞くことも多い
まぁ、要約すればこんな感じの事を言っているのだと思う

2音のバッキングに飽きた人は勉強不足なのだ
ギター道に終わりはない
いくらでも練習、研究、勉強する事がある
ということで・・・

テレキャスで弾いた変形ブルースをお楽しみいただきたい
マルチとは異なる音の雰囲気を感じていただきたい
アンプで鳴らすだけで『箱感』が出てくるから不思議

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