たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

姉弟旅行 その3 旅館

2016年03月26日 | 日記

名古屋駅の時間待ちが3時間ほどと余裕を取ったので、JR東海セントラルタワーズ内にある高島屋へ寄り、モーニング喫茶へ入った。受付で「各階喫茶・レストランの案内」のパンフを貰う。気が利いている。
ホテル兼用で51階まであるが、下層の商店街の11Fから順に見ながら降りて、8Fの喫茶で喫煙コーナーがあるか聞くと、無いので7Fならあると言うので、辞退して7Fへ行った。
ボーイに聞くとレシピはどれも高価、しかたなく写真のモーニングを頼んだが最低で870円余だった。隣へ来た若い女性に「ここは高いよ」とお節介をいうと彼女はこっちを見て、ニヤッと笑い、ウインナーコーヒーではなくリキュールを頼んでいた。
朝から黒こげのパンとポタージュスープではねえ?

熱海へ着くと迎えバスが来ていない。弟が電話で聞くと運転手がどこかへ行ったらしい、タクシーで来てくれ、代金は旅館が持つので立て替えてと言った。運転手に熱海の旅館事情を聞いた。「大月ホテルは真面目にやっています。バブルで踊った旅館は皆パーになり身売りです」と二つほどの旅館名を上げた。そこで昨日、世田谷であった酒酔い運転でタクシーに追突し、運転手を殺してしまった21歳の男の話をすると、「逃げた方が罪が軽い今の法律がいけないのだ」と、妙なことを力説した。
曲がりくねった坂道の熱海市内を駆け下りる途中、歌手・五月みどりの直営店があった、2店あると言った。

旅館に着くとカウンター前のソファに案内し、抹茶と饅頭のウエルカムサービスで出迎え。
隣の席へ女子大生グループ5人がにぎやかに座った。「何所からお出でになったか」と聞くとヨコハマからと、「あなた達は・・」と逆質問され、「飛騨の高山から」「ああ飛騨牛ね」、とJA出身の兄を喜ばせた。卒業旅行か聞くと当たりだった。

大月ホテル和風館 1泊2万円だそうだ。少し建物は古いが格式は満点の旅館だった。上がり框にまず6畳くらい。

和室のヒノキ風呂には入らなかった。


前側は大月ホテル洋風館で和風館からは建物の真横を見る構図。海岸に向けてでなく、海岸に右向きに二つは建っている。

廊下の喫煙コーナー、やれやれ、どこもここも禁煙でここまで来た。ロビー庭園にボケが咲いていて、鶯のつがいが来た。カメラを構えたら逃げられた。フロントマネージャーらしい従業員に写真を見せ、そう話したが拡大して見ながらボケか知らないと言われた。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
楽しい旅で・・・ (茉那)
2016-03-26 13:42:31
ご兄弟での楽しい旅でよかったですね。

なかなかこういう機会は持てないものです。お姉さまは満足されたことでしょう。

熱海は団体旅行に胡坐をかいていた大型のホテルが、個人旅行が増えてきた時流に乗り遅れて閉館しなければならなくなったようです。
先を読む力が試されたということですね。
返信する
お帰りなさい (kaze-kozou999)
2016-03-26 14:32:40
姉弟旅行、1、2、3拝見しました。多少のトラブルはあったようですが、皆さん揃っての楽しいご旅行の様子がよくわかりました。でもお友達のご不幸があったのはお辛いことでした。今回のご旅行をバネにまた楽しいブログを楽しみにしています。
返信する
人疲れしました (corona404)
2016-03-26 14:34:04
茉那さん のアドバイスが東京スカイツリーで効きました。
人、人、人ですぐ身内を見失ってしまうので、お互い離れないよう行動しました。
二度と無いだろう姉弟旅行は、お天気に恵まれたのが幸いしました。
バカげた旅行記で、あなたのように旅の経験が多くないので、恥のかき捨て記です。コメントありがとう。
返信する
恥かき記です (corona404)
2016-03-26 14:39:06
kaze-kozou999さん 出る前からコメントありがとうございます。
余計なことを言うなと、兄に叱られっぱなしで、東京・熱海を楽しんできました。
元気なうちに家内と旅行したかったなと、思い出しています。
返信する
ヨカッタですね! (ま~ちゃん)
2016-03-26 21:30:51
ご兄弟のお写真を拝見して、
いいなぁ~~って素直に思いました。
多少のトラブルや人疲れも、イイ思い出に
なり、忘れられない兄弟旅行として
思い出に残る旅になった事は間違いないと思います。

ヨカッタですね~~^^。
私も嬉しいです。しあわせのお裾分けを有難うございます!!
返信する
ありがとうございます (corona404)
2016-03-26 22:37:32
まーちゃん さんにも旅行前から関心を持って励ましていただき感謝しています。
頂いたコメントを含め、ブログを印刷して帰ったら読んでみて、と翌朝姉に封筒へ入れ渡しました。高山線の列車の中で兄と二人になって、変な白封筒があると兄が見つけ読んだが、いつ誰に預かったか姉に覚えがないそうで、ボケが来ているようで困ったと、今朝兄が電話してきました。

家に荷物を置いただけで夜11時頃従兄弟の弔問に行ったようです。従兄弟は急死で旅行前でなくてよかったと二人が電話してきました。

人生は儚いもので、元気なうちに4人揃って行けたのが幸いでした。ありがとう。


返信する

コメントを投稿