たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

級友逝く・従兄弟を送る

2016年03月28日 | 日記

先週末、東京へ初めの最後であろう姉弟旅行をして、新幹線の中で兄のケイタイに、わたしの級友が亡くなったと通知がありました。
故人になった級友とは隣同士の仲良しとして小学校入学前から、蝉取り、魚釣り、水あべ(浴び)などなど、野山を駆けずり回って成長して来た一番の親友でした。
彼は若い頃、腰痛症で脊椎手術を受け元気でしたが、数年前から体力低下などから車椅子の身になっていました。息子さんと娘さんは別所帯で、奥様の世話になり週2回のディサービスと週1回のリハビリサービスに通っているが元気だと、奥様から聞いていました。

それが急に容態が悪化し、もっても1ヵ月程度との診断で意識不明で入院中との報を、兄から前日聞いてビックリしていたところでした。心ばかりのご香典を兄に託し、故人の実家へ届けていただくよう託しました。

帰宅して翌日、奥様に電話で弔問し、最後の容体などお聞きしました。2月初め元気にしていて突然高熱を発し、肺炎の診断で入院中、意識不明になり、肺の細菌が脳に転移したのだそうです。珍しい病気と言われました。
かわいそうなことをしましたが、思いようによっては苦しまず、いい終って逝き方です。
形ばかりの弔電を打ちました。葬儀は葬儀社の都合で明日の火曜日とのことでした。ご冥福を祈ります。
級友が逝くと寂しいです。

同じ日、旅行から帰る途中、名古屋駅の新幹線改札を通った直後、また兄のケイタイが鳴り、今度は86歳の従兄弟の急死通知でした。新幹線の中で故人のことを兄と話しながら来た直後でした。虫の知らせということでしょう。
翌朝、兄と姉から電話があり、家に帰りカバンや手荷物などだけ置き、弔問に隣の集落の従兄弟宅へ行ってきたこと、80歳過ぎの奥様と二人暮らしだった。子供らは遠方で所帯を持っていた。最近ボケが出てきたと奥様が言っていたようですが、近隣も驚く急死でした。
その葬儀が今日午前10時から飛騨であり、昨日夕方姉や兄と通夜にお参りし、昨夜は姉さん宅泊り。
すっかり疲れ切って、往復300キロを超える会葬から帰宅しました。

朝(あした)には、紅顔(こうがん)ありて、夕べには白骨となれる、身なり・・蓮如上人 白骨のお文
命は、はかないものです。合掌


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2 コメント

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お疲れでしたね (茉那)
2016-03-28 20:54:32
旅行をお楽しみだったのに、いろいろありましたね。
300キロを超える車の移動はお疲れのところ大変だったことでしょう。

でも考えようによっては、旅行の後で何よりでした。
前にお知らせがあるとせっかくの旅行も気が重い旅になることでしょうから。
親しい友人との別れは寂しいものです。
気落ちされませんように。
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不幸中の幸い (corona404)
2016-03-28 21:36:23
茉那さま まったくご指摘のとおりで、兄も旅行前だったら行けなかったと言っていました。
わたしも術後後遺症で体力低下していることを痛感する旅と会葬でした。
他所の家の床では気兼ね要らずの姉の家でも、そうでなくても寝付きが悪い性質、故郷はやはり寒いなどクタクタでした。

途中、喫茶店や道中で何度も休んで運転しても、眠気が来て良くない運転でした。
家へ着くと心配した兄の安着確認の留守電が入っていました。
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