たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

直腸がん後遺症・苦しい一日

2016年11月11日 | 日記

今日は苦しい一日だった。持病の大腸がん・直腸摘出の後遺症・排便障害で最悪の日だった。

そろそろ自然排便の便意が来る日だと予想していた。
朝、モーニングに行きついでに天気も良くなったし、打ちっ放しでもいいし、少し早いが谷汲の華厳寺の紅葉を見に行くも良しと、ゴルフバッグを積んでモーニングに行った。
少しの食事で腸が蠕動を始め便意の気配でお出かけは諦め帰宅し、10時頃6日振りに自然排泄が少しあった。
そこで煎じ緩下剤「センナ」を煎じて服用した。1包を150CCの水で100CCになるまで10分とろ火で煎じる薬。

夕方、スーパーへ食材を買いに行ったが、いつもの例で、女性用尿取りパッドをT字帯(越中ふんどし)に当てて行った。
時々パッドが落ちるので、外出先では困るのでサージテープ(包帯テープ:不織布テープ)で止めて行く。
スーパーの近くにドラッグ・マツモトキヨシがあるので、そこで買った。昨日は別のドラッグへ行ったが切れていたたので、透明絆創膏テープだけ買った。

帰宅して4時頃下剤が効いてきて、ようやく量的排泄があった。10~20分を要する。
そこで沸かし直しの風呂へ入り、5時には軽い夕食の鍋物を1膳食した。もうその頃頻回が始まって早々に食卓を片付けた。

そこからの頻回が悲劇で9時過ぎまで10数回つづいた。ちょびっとしか出ない。ミミズが伸び縮みして進むような蠕動も高齢で落ちてくるし、直腸という15センチほどの柔らかく膨らむ膨大部を失くすことにより、貯留障害を起こすためと言われる。
汚い話であるが最後に数回、ゲル状・泥状便になり腸が空になり、風呂へ入り直し肛門を温めたりして、養生しているうち腸が落ち着いてくる。
もう7年にもなるがこういうことを繰り返えす最低のQOLの生活。

兄貴の娘・姪がもう定年に10年を切るが、県内中央線沿いの厚生病院の衛生検査技師なので、この春「寝たきりになったら再手術してストーマ(人口肛門)にした方がいいと思っている」と言うと「そんな年寄りの手術はしないよ」とつれなかった。
寝たきりは断然ストーマが良いと言われる。

義母は片足を失くしてトイレにも行けない。便秘もすると言って施設のお世話になっている。介護士の労苦が偲ばれる。テレビは高齢者のクルマ事故も毎日のように映す。

どんな末路を迎えるか、もう長生きしたくない。最近老人特有の皮膚掻痒症にも悩まされている。背中は痒くても薬が塗れない。孫の手で適当に代用している。


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