地方選がつづく

私の住む岐阜県はこの寒い１月２９日が県知事選挙投票日です．４選目を目指す現職知事と共産党候補の２人が立候補しています。現職知事は共産党を除きすべての党派の推薦を受け、さしたる政治課題がないので無風選挙です。
わずかに一度家の前の幹線道路を現職知事の宣伝カーが街頭宣伝して走っただけです。各新聞は候補に質問し毎日載せていますが、現職知事は半分以上のスペースが白紙のこともあります。４選は長すぎるね。

県が地方債の発行に国の許可が必要な「起債許可団体」となったのが２００９年で、県職員の給料ベースアップもままならかったが、２０１３年に脱却したことを記事にしたことがあります。前知事が箱物知事で余計なものを作り過ぎた。
高速道路建設などでお金がないようです。現職知事はイベントが多すぎると批判もあり、共産党候補の新聞チラシでは現県政を県職員の７８％が「評価しない」と回答（同職組のアンケート）。

投票に行くか棄権するか迷うところで、正月過ぎのＪＡ関連年始会で、来賓野田聖子議員が「低投票率男の汚名返上を」と発破をかけたとか。2005年43.5％、09年38.44％、13年33.92％、の有様。

数日前同じ班のご婦人の来宅訪問がありました。嫁に用があったようですが留守で自分が応対しました。玄関ドアを開けると見知らぬ紳士を同道していて「２月に市議選がありますので御挨拶に伺いました」と、公明党現職市議の名刺を渡されました。
選挙違反の個別訪問の解釈は多様なようです。知恵袋問答その１、その２

1月29日知事選、2月19日市議選、4月23日市長選　と続きます。
人口１２万のわが市・岐阜・各務原市（かかみがはらし）で１回選挙をやると人件費などで１億円の費用がかかると、先日の住民投票の説明会で主催者が言っておられました。昔は地方統一選があったこともありますが、無駄な出費です。

（統一地方選挙は、選挙の効率化などを目的に、4年に1度1、3月1日－5月31日に任期満了となる都道府県、市町村及び特別区の、首長、地方議員の選挙をまとめて実施する制度）