たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

映画 エデンの東

2015年09月20日 | その他

シルバーウイーク第2日、日曜日は映画を観に行ってきました。
東宝シネマズ岐阜 第3回新・午前十時の映画祭 名作シリーズ
(すべての者に神の許しを)「エデンの東」Eest of Eden
監督:エリア・カザン
出演:ジェームス・ディーン / ジュリー・ハリス
本国公開年:1954年
24歳で事故死したジェームス・ディーン初出演作にして代表作。大農場の息子キャル(ジェームス・ディーン)は、父から母キャシーは死んだと聞かされていたが、近くの町で酒場を経営しているケイトが自分の母ではないかと疑問を持っている・・。この映画の代表的ラベル・ジェームス・ディーンが腰を掛け、どこかを見ている写真は、ケイトを訪ねるため待ち伏せしているシーンの一コマで映画の冒頭に出てきました。
ナイーヴでちょい悪、すねてひねくれ者ではあるが純粋、母と父の愛を求めてさまよう青年をジェームス・ディーンが好演していっぺんに世界中に知れ渡った作品でした。
宗教性・文学性の濃い作品で「エデンの東」とは聖書「カインとアベルの話」に関係しているとか、父の友人は「父と兄をあんな目にあわせたお前はカインだ」と言います。この地を去って「エデンの東」へ行けと。そこから取られた題名とか。  

わたしがこの映画を観た年齢は18歳、とにかく懐かしかった。切符売り場では英題「Eest of Eden 」と言うと、売り場の可愛い女の子は一瞬とまどい「あっ、エデンですね」とニコッとした。「60年前に観た映画だよ、懐かしいな、うまくネットに引っかかって・・」午前十時の映画祭のパンフもお願いして後ろの書棚から取りだして貰いました。
当地は19日~21日の3日間1日1回のみ上映、、観客は約30~40人でした。
ショッピングモ-ル・カラフルタウン岐阜 は岐阜市の西方のはずれです。名作映画っていいなあ!