たそがれ時のつれづれに

人生のたそがれ時を迎えて折々の記を・・思うままに

国会論戦

2013年02月09日 | その他

平成25年元旦 伊勢神宮 内宮 首相ではありません  

昨日は晴天なれど寒かったですね。朝から夕方まで予算委員会の国会中継を観ました。
安倍内閣は滑り出しも上々、安倍首相はやはり落ち着きと自信に満ち安定感があり絵になりますね。
失意の退陣から5年、盟友の菅義偉官房長官が「一度地獄を見た男」と語っています。
安倍さんの妻昭恵さんが、「こんなに早くもう一度首相になるとは思っていなかったので、お店を始めちゃったのですけど」と言っているように、首相ご本人もまさかこんな形でこんなにスムーズに再登板できるとは思わなかったのではないでしょうか。

すっかりドンキホーテになってしまったのは前総裁・谷垣禎一法務大臣で質問も無く、静かに座っておられます。
昨春亡母死去の際自宅までご弔問頂いた、郷里の自民党代議士の姿も予算委員会中継に映りました。少し退屈そうでしたけど。

菅官房長官のキャリアも、高校を出て集団就職で上京し苦学して大学を出、国会議員秘書や横浜市議を経て国政へ、数少ないたたき上げというキャリアは異色で立派ですね。選挙地盤も出身地に関係ないのだとか。こういう党人派も周囲を固めているし、当岐阜県の世襲代議士・古屋圭司国家公安・拉致・国土強靭化大臣という、長い名前の先生は8期も連続当選しながら、大臣の声がかからないのか心配していたら、安倍首相とは同じ成蹊大学で安倍氏の父、晋太郎氏の秘書も共に努めた間とか、終始首相とは深い縁で今度初入閣です。

こういう首相の人間関係が、全党員票で2位だったのに、議員票だけの決選投票で首相に選ばれた要因に思えますね。それに名門の出ながら東大でも慶大でもなく成蹊大という地方には馴染みのない大学出なのが、首相の人間形成に役立ったのかもしれませんね。努力もさること、人の運はあざなえる縄のごとしでしょうか。

山口県の下関市のFMラジオで「アッキー」の名でDJを努め、松崎昭雄・元森永製菓社長の長女の昭恵夫人との間に子どもがないと思ったが、昨年10月神田に地元・山口県の食材や酒を提供する料理店、飲み屋を開業した。「総理には会えないけれど、あそこに行けば奥さんに伝えることができる、と思ってもらえれば、またお店に出たい」というから天然鰤(ぶり)、ファンになっちゃうね。(一部出典:2012.12.27朝日新聞インタビュー)

国会論戦は代表質問が終わり国会の花、予算委員会が結構面白い。首相はよく通る甲高い声でテレビでも一番良く聞こえるし、論旨も通っていて簡潔で無駄とそつの無い答弁で容姿も良い。
昨日の論戦では野党・みんなの党の江田憲司議員の質問が興趣があった。元首相橋本龍太郎氏の秘書官を努め内閣の舞台裏を知り尽くした人で、この議員のキャリアもホームページを見て面白い元官僚だと分った。50歳過ぎて子育ての記・昨年10歳と7歳の男児がいることが分った。ブラウザで検索すると江田憲司議員のかつら、とか、つけ髪などのキーワード候補が出た。そう思ってテレビを観たら後髪が1本立っていたな。昔長年通った理髪店主が禿や白髪を気にするのは日本人だけ、アデランスはアメリカ進出して失敗したと言っていたな。
氏の質問中当方のような輩が多いのか、なかなかホームページがつながらなかったよ。