しばらご無沙汰していました。ネタはたくさんあるのですが、なかなか時間がとれなくて。今日は、新聞記事の紹介なので、気軽な気持でやっています。世界の和食ブームについてもいずれ本格的に紹介していくつもりです。今日の記事はそのための参考として、朝鮮日報(Choson Online)の2月8日付け記事『和食の世界化をリードする「キッコーマン醤油―米国市場で昨年の売り上げ780億円、現地の食に馴染み世界化に成功』を紹介します。
記事の下にyoutubeでの関連情報も紹介しておきますね。
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米国市場で昨年の売り上げ780億円、現地の食に馴染み世界化に成功
「食文化」の輸出は巨大な「論理」ではなく、小さな食材の輸出から始まった。今や米国はもちろん全世界に広がる和食、そのけん引役を果たしているキッコーマン醤油のサクセスストーリーは、日本の食文化が持つ潜在力の象徴だ。
昨年11月8日、醤油で有名な食品会社キッコーマンが東京で米国進出50周年記念式典を行った。森喜朗、小泉純一郎の両元首相をはじめ総勢1300人余りが出席し、米国議会上・下両院も祝賀決議を通過させた。茂木友三郎会長は式典で、「和食は高級でおいしいというイメージが定着した。寿司に醤油がなかったら、可能だっただろうか」と語った。
醤油は英語で「soysauce」というが、米国やヨーロッパで醤油は普通「KIKKOMAN」で通じる。特に米国市場での成長は驚くべきものだ。キッコーマンが1973年のウィスコンシンに続き98年、カリフォルニアに2番目の生産工場を建設して以降、米国市場はキッコーマンにとって全体売り上げの20%、営業利益の40%をもたらす巨大な「醤油市場」へと成長した。昨年、キッコーマンの全体売上額は3926億円、営業利益は216億円。米国で6900億ウォン(約780億円)ほどを売り、760億ウォン(約86億円)を稼ぎ出したわけだ。
キッコーマンの成功は、和食の成功を象徴している。茂木会長の「寿司に醤油」発言のように、和食が世界化する過程で醤油も一緒に世界化に成功した。和食の場合、キッコーマンのような日本の醤油でなければだめだ、という「セット化」に成功したことが秘訣だった。またこれと共に、「醤油自体の世界化」も無視できない成功要因として挙げられる。和食のみならず洋食・韓食にも合う「たれ」という概念の醤油ソースを開発し、成功に導いたわけだ。
洋食にぴったりの代表的な醤油だれが、醤油や日本酒、砂糖を混ぜて作る「照り焼き」ソースだ。日本で始まった「照り焼き」は、米国のハンバーガー、ファーストフードでも使用される多国籍ソースの一つとなった。キッコーマンが世界化に成功したのも、1967年に「照り焼き」を米国で発売したことがきっかけだった。世界化されたプルゴギ(焼き肉)のソース市場も、既に日本の「たれ」が独占している。
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員 朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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世界の和食ブームの影には、醤油の普及ありということですね。また、世界中で日本食が人気になっている理由のひとつに、日本食は健康によいというイメージがあります。そのイメージには、日本人の平均寿命の高さが一役買っているように思います。「日本人が長生きなのは、彼らの食べもののせいだ、私たちも日本人が食べているものを食べよう」と思うのは自然な流れでしょう。
中国でも魚料理が人気になっていて、そのおかげで日本の魚市場にも影響が出ていますが、テレビのインタビューで中国人が言っていました。「日本人が長生きなのは魚をたくさん、食べるためだ。その影響もあって、私たちも魚を食べたいと思うようになった」と。
さて、関連でyoutubeのjapanese food from NYという動画を紹介します。後半で醤油のことにも触れてます。
意外なことに、ニューヨークのスーパー純和風のお弁当がよく売れるそうです。人気メニューは「玄米シャケ弁当」とか。
◆次の姉妹ブログもお楽しみください。
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★現在、ブログなどで 「はだしのゲン」を世界へ!! という取組みを行っています。アニメ『はだしのゲン』を世界中の人に少しでも多く見てもらい、原爆の実態を知ってもらおうという運動です。IMDbという世界的な映画情報サイトでアニメ 『はだしのゲン』 に投票していただき、このアニメの存在を世界に知ってもらうことを呼びかけています。
皆様による、数分でできる投票が、あと300集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られる可能性が見えてきます。
ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。
記事の下にyoutubeでの関連情報も紹介しておきますね。
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米国市場で昨年の売り上げ780億円、現地の食に馴染み世界化に成功
「食文化」の輸出は巨大な「論理」ではなく、小さな食材の輸出から始まった。今や米国はもちろん全世界に広がる和食、そのけん引役を果たしているキッコーマン醤油のサクセスストーリーは、日本の食文化が持つ潜在力の象徴だ。
昨年11月8日、醤油で有名な食品会社キッコーマンが東京で米国進出50周年記念式典を行った。森喜朗、小泉純一郎の両元首相をはじめ総勢1300人余りが出席し、米国議会上・下両院も祝賀決議を通過させた。茂木友三郎会長は式典で、「和食は高級でおいしいというイメージが定着した。寿司に醤油がなかったら、可能だっただろうか」と語った。
醤油は英語で「soysauce」というが、米国やヨーロッパで醤油は普通「KIKKOMAN」で通じる。特に米国市場での成長は驚くべきものだ。キッコーマンが1973年のウィスコンシンに続き98年、カリフォルニアに2番目の生産工場を建設して以降、米国市場はキッコーマンにとって全体売り上げの20%、営業利益の40%をもたらす巨大な「醤油市場」へと成長した。昨年、キッコーマンの全体売上額は3926億円、営業利益は216億円。米国で6900億ウォン(約780億円)ほどを売り、760億ウォン(約86億円)を稼ぎ出したわけだ。
キッコーマンの成功は、和食の成功を象徴している。茂木会長の「寿司に醤油」発言のように、和食が世界化する過程で醤油も一緒に世界化に成功した。和食の場合、キッコーマンのような日本の醤油でなければだめだ、という「セット化」に成功したことが秘訣だった。またこれと共に、「醤油自体の世界化」も無視できない成功要因として挙げられる。和食のみならず洋食・韓食にも合う「たれ」という概念の醤油ソースを開発し、成功に導いたわけだ。
洋食にぴったりの代表的な醤油だれが、醤油や日本酒、砂糖を混ぜて作る「照り焼き」ソースだ。日本で始まった「照り焼き」は、米国のハンバーガー、ファーストフードでも使用される多国籍ソースの一つとなった。キッコーマンが世界化に成功したのも、1967年に「照り焼き」を米国で発売したことがきっかけだった。世界化されたプルゴギ(焼き肉)のソース市場も、既に日本の「たれ」が独占している。
東京=鮮于鉦(ソンウ・ジョン)特派員 朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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世界の和食ブームの影には、醤油の普及ありということですね。また、世界中で日本食が人気になっている理由のひとつに、日本食は健康によいというイメージがあります。そのイメージには、日本人の平均寿命の高さが一役買っているように思います。「日本人が長生きなのは、彼らの食べもののせいだ、私たちも日本人が食べているものを食べよう」と思うのは自然な流れでしょう。
中国でも魚料理が人気になっていて、そのおかげで日本の魚市場にも影響が出ていますが、テレビのインタビューで中国人が言っていました。「日本人が長生きなのは魚をたくさん、食べるためだ。その影響もあって、私たちも魚を食べたいと思うようになった」と。
さて、関連でyoutubeのjapanese food from NYという動画を紹介します。後半で醤油のことにも触れてます。
意外なことに、ニューヨークのスーパー純和風のお弁当がよく売れるそうです。人気メニューは「玄米シャケ弁当」とか。
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皆様による、数分でできる投票が、あと300集まれば、このアニメが、アニメランキングのトップ10内に躍り出て、世界にその存在を知られる可能性が見えてきます。
ぜひ投票をお願いします。またブログ「はだしのゲン」を世界へ を紹介していただいたり、呼びかけ文 をブログやメールに貼り付けていただけると、なお目標が実現しやすくなります。詳しくは、呼びかけ文 や、 「はだしのゲン」への投票を!! をご覧ください。