図のLC回路においてスイッチをONすると、V1、V2は右図のような波形を示します。過渡振動においてV1とV2の位相が逆であることがポイントです。ただし、1/ω0C > ω0L2の場合ですよぉ。本例の場合はω0=2236k(rad/sec)で1/ω0C=447.2Ω、ω0L2=223.6Ωです。
V1とV2が逆位相と分かったのだから、もうあとは発振条件にのっとり下図のように反転増幅器を取り付けてやれば発振回路になります。これがハートレー発振回路の基本構成ということです。反転増幅器はゲイン=1以上とします。入力V2が位相反転されV1に出力されるので、V1と出力が同相となります。よってV1の振幅が増大し、V2もまた増大して再び反転増幅器に入力されるという動作を繰り返します。
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