”愛情が無意識に存在する”というのは確かに曖昧でしたね。愛情は意識に認識されるが、心的エネルギーの核としての愛情は無意識に養われ認識不可能である、と表した方が正確ですね。
ともかくも、元型など生来的に存在するものや、抑圧された性欲以外にも、後天的に無意識を形成していく対象は色々とありそうですね。精神分析や分析心理学等の方法論は、それによって実際に精神病の患者が治癒するという事実から、無意識のある部分は客観的に把握し得ることを示しているのでしょう。
ここで注目すべきは、他者が他者の無意識を認識できる(=言語化できる)のであって、自己の無意識は認識し得ないということですね。
となると、無意識は定義できる領域と定義できない領域の、大きく二つに分けることができるのではないかと思えてきます。そして謎はこの定義できない領域です。例えばグノーシス主義では、恐らくこの領域を知り得たときに覚醒が訪れ、人は物質世界から解放されると解釈されているのではないでしょうか?
地球から最も遠い銀河は、140億光年の距離にあるとされていますが、心の宇宙はもっと広いのかも知れませんね。
ともかくも、元型など生来的に存在するものや、抑圧された性欲以外にも、後天的に無意識を形成していく対象は色々とありそうですね。精神分析や分析心理学等の方法論は、それによって実際に精神病の患者が治癒するという事実から、無意識のある部分は客観的に把握し得ることを示しているのでしょう。
ここで注目すべきは、他者が他者の無意識を認識できる(=言語化できる)のであって、自己の無意識は認識し得ないということですね。
となると、無意識は定義できる領域と定義できない領域の、大きく二つに分けることができるのではないかと思えてきます。そして謎はこの定義できない領域です。例えばグノーシス主義では、恐らくこの領域を知り得たときに覚醒が訪れ、人は物質世界から解放されると解釈されているのではないでしょうか?
地球から最も遠い銀河は、140億光年の距離にあるとされていますが、心の宇宙はもっと広いのかも知れませんね。