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民主主義取り戻すには

2018-06-29 06:57:32 | Web News
民主主義取り戻すには

賀茂川耕助のブログ(ビル・トッテン)
投稿日: 2018年6月18日

安倍首相の保守的なイデオロギーへのこだわりは、好んで使った「美しい国」「日本を取り戻す」といった言葉に表れている。何をもって美しい国か。安倍首相は誰から日本を取り戻そうというのだろうか。

安倍首相が政権に復帰して6年目、第1次内閣を合わせると戦後では歴代3位の長期政権になったが、安倍政権が続いて日本が美しい国になってきているとはとても思えない。1年以上続く、森友事件に始まった安倍首相がらみのスキャンダルの連鎖は加計問題としても露呈した。

森友学園は園児に教育勅語を暗唱させたり日の丸と旭日旗を振らせるなど、極右洗脳教育をする幼稚園を運営していた。そして「瑞穂の國記念小学院」を作るために、大阪府豊中市の国有地を評価額より大幅に安く取得したが、安倍昭恵首相夫人がこの小学校の名誉校長になっていたことから、国有地売買に政治的関与がなかったかが焦点となっている。

もう一つ、土地を無償で譲り受け補助金をもらい学校を作ってきた加計学園は、獣医学部新設のために安倍首相との「面談」といううその文書を県と市に提出したという。加計孝太郎理事長は安倍首相とはゴルフや食事を頻繁にする長年の友人である。しかも加計学園が運営する「御影インターナショナルこども園」という認可外保育施設の名誉園長を務めていたのも昭恵夫人であった。

現職の首相夫人の親しい友人に国有地が数億円も割り引かれて譲渡されたが、公正な形で決定がなされた公的記録が確認できず、また現職首相の友人に100億円を超える税金が投入されたが、こちらも公正な形で決定がなされた証拠がないというのがこれらのスキャンダルである。

本来ならどちらか一方でも行政をゆがめたとして国政調査権が発動され、首相が辞任に追い込まれるくらいの問題である。さらにこの決裁文書も交渉記録も官僚の手で改ざんが行われ、それでも誰も責任を取ることなく、財務大臣までも「書き換えられた内容を見る限り、改ざんとか、悪質なものではないのではないか」と開き直る。

英国の歴史家、ジョン・アクトン卿は、「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対腐敗する」と言ったが、これは古今東西問わず当てはまる。長年にわたり一つの政党に権力が集中した日本の政府は完全に腐っている。あきらかに金権政治であり、民主主義ではない。さらに与党と既得権益で結びついた大企業がメディアを支配し、国民を洗脳する。安倍首相がよく使う「印象操作」は日々メディアが一般国民に行っていることで、洗脳された一般国民は政治に無関心になり、何が起きていても、どんな法律が成立しても自分には関係ないように振る舞う。

金権政治を変えるには、国民一人一人が選挙で、またはインターネットなどで意思表示をするしかない。それが民主主義を日本に取り戻す唯一の方法なのである。
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作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」

2018-06-19 01:18:43 | Web News
作家・中村文則氏が警鐘 「全体主義に入ったら戻れない」

日刊ゲンダイ
2018年6月18日

ウソとデタラメにまみれた安倍政権のもと、この国はどんどん右傾化し、全体主義へ向かおうとしている――。そんな危機感を抱く芥川賞作家、中村文則氏の発言は正鵠を射るものばかりだ。「国家というものが私物化されていく、めったに見られない歴史的現象を目の当たりにしている」「今の日本の状況は、首相主権の国と思えてならない」。批判勢力への圧力をいとわない政権に対し、声を上げ続ける原動力は何なのか、どこから湧き上がるのか。

――国会ではモリカケ問題の追及が1年以上も続いています。

このところの僕の一日は、目を覚ましてから新聞などで内閣が総辞職したかを見るところから始まるんですよね。安倍首相は昨年7月、加計学園の獣医学部新設計画について「今年1月20日に初めて知った」と国会答弁した。国家戦略特区諮問会議で加計学園が事業者に選ばれた時に知ったと。これはもう、首相を辞めるんだと思いました。知らなかったはずがない。誰がどう考えてもおかしい。ついにこの政権が終わるんだと思ったんですけど、そこから長いですね。

――「現憲法の国民主権を、脳内で首相主権に改ざんすれば全て説明がつく」とも指摘されました。

 首相が言うことが絶対で、首相が何かを言えばそれに合わせる。首相答弁や政権の都合に沿って周りが答弁するだけでなく、公文書も改ざんされ、法案の根拠とする立法事実のデータまで捏造してしまうことが分かりました。この国では何かを調べようとすると、公文書や調査データが廃棄されたり、捏造されている可能性がある。何も信用できないですよね。信用できるのはもう、天気予報だけですよ。後から答え合わせができますから。安倍首相の言動とあれば、何でもかんでも肯定する“有識者”といわれる人たちも、いい大人なのにみっともないと思う。

――熱烈な支持者ほど、その傾向が強い。

普通に考えれば、明らかにおかしいことまで擁護する。しかもメチャクチャな論理で。この状況はかなり特殊ですよ。この年まで生きてきて、経験がありません。

■安倍政権が知的エリート集団だったらとっくに全体主義

――第2次安倍政権の発足以降、「この数年で日本の未来が決まる」と警鐘を鳴らされていましたね。

これほどの不条理がまかり通るのであれば、何でも許されてしまう。「ポイント・オブ・ノーリターン」という言葉がありますが、歴史には後戻りができない段階がある。そこを過ぎてしまったら、何が起きても戻れないですよ。今ですら、いろいろ恐れて怖くて政権批判はできないという人がたくさんいるくらいですから、全体主義に入ってしまったら、もう無理です。誰も声を上げられなくなる。だから、始まる手前、予兆の時が大事なんです。

――そう考える人は少なくありません。総辞職の山がいくつもあったのに、政権は延命しています。

安倍政権が知的なエリート集団だったら、とっくに全体主義っぽくなっていたと思うんです。反知性主義だから、ここまで来たともいえますが、さすがにこれ以上の政権継続は無理がある。森友問題にしろ、加計問題にしろ、正直言って、やり方がヘタすぎる。絵を描いた人がヘタクソすぎる。こんなデタラメが通ると思っていたことが稚拙すぎる。根底にはメディアを黙らせればいける、という発想もあったのでしょう。
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3.11から7年 放射能のいま…

2018-06-17 00:12:35 | Web News
小出裕章「3.11から7年 放射能のいま…」「戦後」が「戦前」に変わる日 2018.1.20



【特別対談】「放射能と原発の真実」内海 聡氏 × 小出 裕章氏
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安倍首相は本気で北朝鮮と向き合う気がない

2018-06-16 02:54:31 | Web News
元家族会副代表・蓮池透インタビュー

米朝会談でもトランプ任せの安倍首相に蓮池透が怒りの告白!
安倍首相は本気で北朝鮮と向き合う気がない

蓮池透
LITERA(リテラ)
2018.06.15

歴史的な米朝首脳会談が終わった。既報のとおり、安倍首相はこの間、「米朝会談は拉致問題解決の千載一遇の機会」と喧伝してきたが、蓋を開ければ米朝の合意文書では拉致問題は一言も触れられず、トランプ大統領も「提起した」と述べただけで、具体的な内容は一切明かされなかった。

にもかかわらず、安倍首相は「拉致問題について明確に提起していただいたことについて、トランプ大統領に感謝したい」と尻尾を振りながら、「やり取りについては、今の段階では詳細について申し上げることはできません」と煙に巻いた。

すでに拉致被害者の曽我ひとみさんがマスコミ向けのコメントで「とても残念としか言えません」と失望を表明しているが、拉致被害者の家族はいま、どのように感じているのか。

米朝会談から一夜明けた13日、本サイトは元「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」(家族会)副代表・蓮池透氏にインタビューを行った。周知のように蓮池透氏は、2002年に帰国した拉致被害者の蓮池薫さんの兄であり、近年では、安倍首相らによる拉致問題の政治利用と圧力一辺倒を真っ向から批判している。

米朝会談は蓮池氏の目にどう映ったのか。日本政府はどのようにして北朝鮮と向き合うべきか。安倍首相の言う「拉致問題の解決」は可能なのか。蓮池氏は「批判のための批判」ではなく、具体的方策を示しながら、現状の問題点を鋭く指摘した。ぜひ、最後まで読んでいただきたい。
(編集部)

【米朝会談の揚げ足取りばかりのNHKはじめマスコミはどうかしている】

──まず、米朝会談について率直な感想を聞かせてください。

蓮池透氏(以下、蓮池) 米朝会談自体は評価していますよ。マスコミは揚げ足とりばかりしていますが、平和を望んでいないんですか、と言いたくなってしまう。だいたい、昨年まで戦争が勃発するとまで言われたんですよ。それなのにわずか1年足らずで、両国トップが握手をして、これから平和を目指そうという、そうした外交的にもダイナミックな合意のはずなのに、まったく評価しないなんてどうかしています。

とくに驚いたのが、米朝会談の後、NHKで過去の核合意破綻の歴史をVTRで繰り返し流していたこと。結局、あなたがたは、また破綻させたいのか。いや、本当に破綻を望んでいるとしか思えない。合意についても「譲歩しすぎだ」とかのイチャモンばかりです。トランプ大統領を手放しで支持する気はないけれど、こと今回に関しては「これが始まりとなる」と言われている。

だったら、一定の評価をしたうえで、これから合意の具体化に向けて関係各国、とくに日本はどのような役割を演じなければならないのか、例えば後押しをするとか、監視をするとか、を前向きに論じること、そういう誠実な態度をとるべきでしょう。

むしろ、マスコミが批判すべきは、米朝首脳会談はそもそも拉致問題を議論する場ではなく、それを必死でごまかそうとしている安倍首相の態度です。

──たしかに、安倍首相が拉致問題の進展がなかったのをごまかしていたのはミエミエでしたね。

蓮池 前回の日米会談の時と同様、今回も安倍さんはトランプ大統領からの電話報告について「詳細について申し上げることができない」と言っていましたが、言うことがなかっただけでしょう。何もないから。

それなのに、「拉致問題をトランプ大統領は提起してくれた」などと胸を張っている。

だからなんなんでしょうか。ようするに「トランプ様、拉致問題を取り上げてくれてありがとう」と言っているだけ。いつまで他人事にしているのか、と呆れました。

会談前からそうでしたよね。「トランプさんから『100%保証する』と言われた」なんて自慢して。

トランプ氏も「自分でやれ」って思っているのではないですか。実際、トランプ氏は日米会談の時、拉致問題については「安倍総理のグレイト・パーソナル・インポータンス」と言っている。当然でしょう。その言葉の裏は「お前、自分のことは自分でやれ。俺に頼るなよ」ということですから。

だいたい、日本が当事者なんだから、拉致問題をアメリカに頼むなんて筋違いだし、ありえない話で、大変恥ずかしいことです。そういう意味では、米朝会談は「安倍外交」の敗北なのだと思います。しかも、安倍さんや政府は、ただのアメリカ頼みなのに、家族や国民に過大な期待を与えている。ほんとうに罪作りだと思います。

──しかし、マスコミはそのことはほとんど追及しません。

蓮池 一昨日のトランプ氏の会見だって、日本のメディアは拉致問題についてほとんど質問していないでしょ、質問したのは上杉隆さんの「ニューズ・オプエド」ですよ。安倍首相が拉致問題で語ることがないから、質問しないという忖度でもしたのでしょうか。

マスコミはアメリカ任せの安倍首相に対してもっと「日本のことは日本でやれ」と突っ込まければならないんです。トランプ氏任せの日本政府はおかしいと思わないのならば、もう、日本は独立国家じゃなくて従属国家ではないですか。でも、テレビも新聞もそれを指摘しない。NHKなんて「トランプ大統領が日本の拉致問題を取り上げた」などと嬉々としてニュース速報を打っていた。言及しただけで何もわからない。ましてや合意文書に一言も入っていなかったのに、ですよ。

マスコミは結局、安倍首相の宣伝をしているだけ。ネットでも話題になっていましたが「会場をシンガポールにセッティングしたのは安倍総理」なんていう話を流したり、番組でもトランプ大統領の中継の最中に突然、安倍さんの会見へ切り替えたり。本当に露骨すぎます。
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グレイトになって戻ってきた米朝首脳会談

2018-06-11 09:05:54 | Web News
グレイトになって戻ってきた米朝首脳会談

田中 宇
2018年5月29日

5月24日に米トランプ大統領が、6月12日に予定されていた史上初の米朝首脳会談を中止すると、北朝鮮の金正恩あてに公開書簡を出した。私は前回の記事で、この書簡について、トランプが本気で米朝会談を中止しようとしているのでなく、会談に先立って、北が米国と対等に張り合おうとするのをやめさせるために出したものだと分析した。

それから数日たち、事態は(私が分析した)トランプの思惑どおりに動いている。北朝鮮側は、トランプの書簡発表後すぐに、米朝会談をやめる気がない、ぜひ会談を予定どおり開きたいと表明した。北の金正恩は、4月末の南北首脳会談で相互の信頼を築いた韓国の文在寅大統領に、急いでもう一度会ってほしいと提案し、5月26日に急遽、南北分界線上の板門店で、2度目の南北首脳会談が開かれた。

金正恩は、依然として核廃絶を進める気でおり、トランプと会談して核廃絶を実行したいと文在寅(を経由してトランプ)に伝えた。会談を中止するぞという脅しに対し、予定通り会談してほしいと在寅経由で神妙に頼んできた正恩を見て、トランプは満足し、会談は予定どおり開かれそうだと表明した。

トランプは5月28日、スン・キム特使や、北の核の専門家である国防総省のシュライバー次官補らを板門店に派遣し、米朝の次官級の実務者交渉が行われた。この交渉では、北が、保有する核弾頭や濃縮ずみの核物質を、どのようなタイミングで米国(=国際社会)の側に引き渡すかが話し合われたようだ。

米側は、北が最大で20発の核弾頭を持っていると考え、それを米朝首脳会談の直後(と直前)に一括ですべて米国に引き渡せと要求しているようだ。会談前に核弾頭や高濃度核物質(の一部?)を引き渡せという要求と、会談直後に一括で全部引き渡せという要求の2つが報じられている。これらに対して北がどのように反応しているか今のところ不明だ。

そもそも、5月9日にポンペオ国務長官が訪朝した時の米朝交渉で、すでにこの手の話が出ていたらしい。米国は、核弾頭を早めに引き渡すなら、それを北の核廃絶とみなし、米国の北敵視をやめてやる(在韓米軍を撤退してやる)と北に要求したのでないか。

これに対して北が言いそうなことは「在韓米軍は、いったん撤退しても、いつでもすぐに韓国に戻ってこれる。対照的に、わが国がいったん手放した核弾頭は二度と戻ってこない。これは不公平すぎる。核弾頭の引き渡しは、米朝間の信頼関係を醸成しながら少しずつ進める方法でないとダメだ」という主張だ。

核弾頭は(本当に使い物になる兵器の水準に達しているかどうかにかかわらず)、今回の米朝交渉における、北の最大の持ち札だ。米国の騙しに乗せられてカードを手放すわけにはいかない。北は、核弾頭の引き渡しのタイミングをできるだけ遅らせたい。米側は、軍産もトランプも、北側の引き伸ばし作戦に乗せられたくない。軍産は、在韓米軍の撤退をできるだけ遅らせたい。(米覇権放棄屋の)トランプは、北に核廃絶を劇的にやらせ、見返りとしての在韓米軍の撤退も劇的にやりたい。

この首脳会談前の米朝交渉の膠着状態に、トランプの会談中止宣言の書簡を重ねると、見えてくるものがある。トランプは「核弾頭の引き渡しに関して米国の案に乗れないなら、首脳会談は中止だ」と啖呵を切ったのだ。これに対して金正恩は、トランプの思惑どおり「米国の案にしたがって核弾頭を引き渡すので、首脳会談を予定どおりやってください」と言ってきた。トランプは満足し、スン・キム特使らを板門店に派遣して北側と交渉し、北の譲歩を確定させた・・・というのが私の読みだ。

トランプの会談中止書簡が、北から何らかの譲歩を引き出すためのものだったことは、ほぼ確実だ。だが、トランプが書簡を使って北に求めた譲歩が、核弾頭(と核物質)の早期の引き渡しだったかどうかは確定的でない。私の推測にすぎない。だが、トランプが北に早急な核弾頭引き渡しを求めているのは報道されている事実だし、北の核廃絶と米国の北敵視終了をどのような順番や期間で進めるかが、米朝会談の最重要点であるのも事実だ。

私は以前の記事で、トランプの会談中止書簡は、北が米国を敵視する言動をとったので、それをやめさせるためだろうと書いた。だがトランプの策は、そんな「心情論」「沽券の話」でなく、北に大胆な核廃絶をやらせるための恫喝だったと考える方が妥当だと思い直している。トランプは、書簡に対する北の反応に満足し、予定どおり首脳会談しそうな感じになっている。

米朝首脳会談は、トランプにとって、よりグレイトなものになって(軍産や日韓の対米従属派にとって、より危険なものになって)戻ってきたわけだ。(グレイトという表現は、トランプの標語「米国をグレイトな国に戻そう! MAGA=Make America Great Again」に引っ掛けた。) (米朝会談を中止する気がなく交渉術として中止を宣言したトランプ)

6月12日の米朝首脳会談は、米朝和解の出発点であり、その後時間をかけて北核廃棄や米朝和解が進んでいくと、私は最近まで考えていた。だがトランプはどうやら、1回の米朝首脳会談で、大事な部分のすべてを決めてしまおうとしている。時間をかけてやると、仇敵である軍産複合体から妨害されて頓挫する可能性が高くなるからだろう。

米朝首脳会談で、北が一括の核廃絶を表明し、米国が最短時間での在韓米軍の撤退を表明し、会談後、米朝の和解と、朝鮮戦争の終戦が宣言される、というのが会談が成功する場合の流れだ。 (北朝鮮が核を持ったまま恒久和平)

ここ数日、北が保有する核弾頭数について「最大20発」という数字が報じられ始めた。この数字の根拠は不明だが、米国が北の弾頭数を独自に把握している可能性は低い。核開発の期間の長さや人工衛星写真の解析から概算する程度だろう。おそらく北の「言い値」の弾頭数が、廃絶すべき弾頭数になる。「言い値」を超える分は、隠し持つことが黙認される(使い物になる核弾頭を作れるところまで開発が進んでいたならば、の話だが)。
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