「ウクライナ機が撃墜」画像放映 露国営TVに「捏造」批判続々
産経新聞
2014年 11月16日(日)7時55分配信
【モスクワ=遠藤良介】ウクライナ東部で7月に起きたマレーシア機撃墜事件で、露国営第1チャンネルは14日、同機がミグ29戦闘機によってミサイルで攻撃された瞬間とされる画像を放映した。撃墜にウクライナ軍機が関与したとするロシアの主張に沿った内容で、国内外のメディアやインターネットで「捏造(ねつぞう)画像だ」との批判が噴出した。
放映した写真は「米マサチューセッツ工科大(MIT)出身の航空専門家」が露技術者協会に送付したとされ、軍用機左翼から発射された物体の航跡を写している。同局は「米国か英国の偵察衛星が撮影したものとみられる」と説明した。
ただ、ロシアのネットメディアによると、写真を送付したとされる人物は実在せず、画像は米グーグル社がネットで提供している衛星写真を基に加工された可能性が高い。写っている機体もミグ29ではないとの見方が広がっている。
産経新聞
2014年 11月16日(日)7時55分配信
【モスクワ=遠藤良介】ウクライナ東部で7月に起きたマレーシア機撃墜事件で、露国営第1チャンネルは14日、同機がミグ29戦闘機によってミサイルで攻撃された瞬間とされる画像を放映した。撃墜にウクライナ軍機が関与したとするロシアの主張に沿った内容で、国内外のメディアやインターネットで「捏造(ねつぞう)画像だ」との批判が噴出した。
放映した写真は「米マサチューセッツ工科大(MIT)出身の航空専門家」が露技術者協会に送付したとされ、軍用機左翼から発射された物体の航跡を写している。同局は「米国か英国の偵察衛星が撮影したものとみられる」と説明した。
ただ、ロシアのネットメディアによると、写真を送付したとされる人物は実在せず、画像は米グーグル社がネットで提供している衛星写真を基に加工された可能性が高い。写っている機体もミグ29ではないとの見方が広がっている。