electric

思索 電子回路 論評等 byホロン commux@mail.goo.ne.jp

静と動のメカニズム

2007-09-13 22:21:52 | 思索
ひどく頭痛がするとき、バファリンは良く効いて、飲めば痛みが引いて頭痛は止まります。痛みは無くなったけど、何故、頭が痛かったのかは分からない。とにかく鎮痛作用が痛みを止めたのです。薬の効果が切れても尚、痛みのない状態であれば、痛みの原因もその時消失している訳ですね。でも、また頭痛はいつかやって来る。

TAOさんは痛みをかなり強く感じているけれど、あえてバファリンは飲まないのですね。痛みを感じ続けることで、その痛みの正体、由来を見いだしてみようと。

”私が常に「責任」と感じ、逃げだそうとしていたそれは、はたして、本当に外部からもたらされたものだったんだろうか?”

そして今はその根元が自分の内から発生しているものではないかと思い始めている。自分の内に潜むものならば、その居所を探し、しっかり掴み取るために、痛みや焦燥感は、その道しるべになる。見事クリヤできたものならば、痛みを根元ごと葬り去ることができるかも知れない。そのために薬で、安易に道しるべを、曖昧にしてしまいたくはないと。

真っ向から構えた、実直すぎると思えるほどの対決姿勢ですね。見事なものです。もし、心の負荷に完治というのもがあるのであれば、この方法以外には無いのかも知れません。ただし、長く耐え難い苦戦を強いられるのが、見えるようでもありますね。

でも、TAOさん、道しるべは今実感している、忌むべき焦燥感だけでは無いようにも思います。痛みや焦燥感は静的なものとしてとどまっているので、時間をかけて向き合うことができますが、心が変化する動的なものにも、短期間的に多くのヒントを見つけることが出来るのではないでしょうか。僕は、そこにも薬の有用性があると思っています。仮に、薬で焦燥感が軽減するなら、そこにもメカニズムが働いているはずです。これも、心の負荷の根元を特定するのに、強力な味方になってくれるように思うのですが。
コメント
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