送り盆の16日、下永野久分(きゅうぶ)地区では、
伝統行事の百八燈(ひゃくはっとう)が行われました。
盆送りと疫病を追い払う行事として、
今回は東日本大震災復興も祈願し。。
真竹の先に麦わらを7段巻きつけたものを火をつけて燃やします。
珍しい習わしの火祭りです。
朝から総出で準備したそうです。
すでに地区の人が大勢集まってました。
支部長のあいさつの後、
お地蔵様に蝋燭を灯して手を合わせます。
優しい灯りの中でのお祈り。
そして、代表3人が松明で藁に次々に点火。
みるみるまに凄い勢いで燃え出し、
火の粉が舞い上がり、
ボッン、ボッン、、
真竹の爆音が響き渡ります。
あっという間に燃え落ちてしまいました。
5分足らずの
この儚さが魅力ですね。
燃え終わったあと、会場は幻想的な雰囲気に包まれました。
40年頃前に途絶えて、
20年前に一時復活、
一昨年に再復活した伝統行事。
地域の老若男女が集い、連帯感や絆が深まりますね。
来年は7段巻きを もっと増やすぞー
って意気込んでました。
▼何を祈っているのかなぁ。。
いつもながら 初体験の行事は、ワクワクします。
段取りも分からず、オロオロしながら
アングルやシャッターチャンスを探す。
これが醍醐味ですかね。
これからも地域の行事を少しずつですが、
紹介していけたら嬉しいです。。
百八燈をデジコミ・ムービーズでご覧ください。