県道鹿沼足尾線は、文字通り鹿沼と足尾をつなぐ道路です。
粕尾地区を横根山に向けてずーっと上がっていきますと、いろは坂を思い起こさせる峠の連続カーブに行き当たります。カーブごとに番号が振ってあり、ちょうど峠が鹿沼と足尾の境なのですが、鹿沼側だけで38番まであります。
見上げればツツジの花、その他リンドウなどさまざまな植生が目を楽しませてくれます。…でも、車を止めて下を覗き込んでみると…
もはや不法投棄ゴミのない場所なんてないのでしょうか?
そんな訳で今回は5/9に行われた上粕尾の不法投棄ゴミ回収クリーン作戦のレポートです。
ここは粕尾峠の第22番カーブ付近。市役所から車で1時間半、粕尾コミュニティセンターからでも45分ほどかかる場所です。群馬県境も近い…(鹿沼の雑学その①…群馬県と接している)
上粕尾自治会長の挨拶。皆さん怪我に気をつけて…
地元自治会の皆さん、きれいなまちづくり推進員さん、シルバー人材センター、環境クリーンセンター等市職員など総勢31名に、パッカー車×2、クレーン車×2、トラック×2という布陣で挑みます。
※下の4枚の写真はクリックすると大きな画像で見ることができます。
▼ロープにつかまって崖下に降ります。
小さいゴミもひとつひとつ袋に集めます。▼
まあ色々なゴミがあるもので…何々、「刺身用イカ」? ネタがイカだけにゲッソリです。
▼崖下には思川の源流のひとつが。ゴミはここまで転がってきています。
第22カーブ付近から引き上げられた大きなゴミの一部。▼
▼なんとか第22カーブ下は綺麗にできました。
この後第23カーブも清掃し、本日のクリーン作戦は完了。回収したゴミの量は1230Kgでした。
今後もこの活動を続けて…といきたい所ではありますが、夏場は草木が生い茂ってゴミの視認や行動が難しくなり、またマムシの活動が活発になって危険なので、山間部でのクリーン作戦は出来なくなります。
これらの不法投棄ゴミの中には、建築廃材や廃タイヤ、廃家電などが特に多く見受けられます。要らなくなった物を個人でポイっと捨てていくものもあると思われますが、業者がごっそり捨てていくものが多いように思います。業者はゴミの処理を引き受け、「引き受けた代金-処理費用」が利益となるわけですが、適切に処理せずに不法投棄した場合は(もちろん犯罪ですが)丸儲けになるわけです。
それで損害をこうむるのは我々市民、クリーン作戦には多大な労力や費用がかかるわけですから…仮に皆さんの家の周りは綺麗だとしても、決して他人事ではありません。意識改革は身近なところから一歩一歩。
クリーン作戦を行った場所にはこのような看板を設置します。
ゴミを捨てていく人に多少なりとも罪の意識があるならば、効果はあると信じて…
しかしひどい場合には、看板を壊して捨てていくような人もいるそうです。
不法投棄ダメ、ゼッタイ。
▽△ ところで ▽△▽△▽△▽△▽△
鹿沼ケーブルテレビで、ワイルドフラワーや花まつりなどの様子を放送していますね。放送内容と放送時間については、鹿沼ケーブルテレビHPの「鹿沼トピックス放送内容」でご確認ください。
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