鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

“花と緑と笑顔のあふれる地域づくり”を目指して、身近な地域や生活に密着した情報を発信します。

第2回そば教室 ♪───O(≧∇≦)O────♪ 

2017-03-02 | 南摩

2月21日(火)、前回大好評だったそば打ち教室の第2弾を開催しました

初心者の方、レベルアップしたい経験者の方、理由は様々ですが、そば打ちに興味がある9名のみなさんが参加してくれました


今回も、講師に上南摩町の金子友昭先生をお招きしました
金子先生は、いつも優しくわかりやすく教えてくださるので、参加された方々からの人気も絶大です


それでは先生、よろしくお願いします
 

 

今回も、もりそば約4枚分のそば打ちを体験します
まずは、先生にお手本を披露していただきます

使用するのは、もちろん地元上南摩産のそば粉です
 

上手にまぜるポイントは、指を立てること
イメージは、熊の手 『ガオ~』だそうです。
わかりやすいですね。

 

まずは、1番大切な『水回し』からスタート
そば粉を全体的に混ぜて、

 

1回目の水を入れます。
お水の量は、その日のお天気や湿度等によって微調整が必要だそうです。
おいしいおそばを打つには、細やかな気遣いが必要なんですね~
 

粉の1粒1粒に、水を含ませることがとっても重要だそうです
そして、こねたい気持ちをじっと我慢することも大切
こねずに、スライスするイメージで
 

時々、指についたそば粉を落とすことも忘れずに
きめ細やかな心遣いが、おいしいおそばにつながるんですね~。
深いです


みなさん、頷きながら、レシピを見ながら、ビデオを撮りながら、メモを取りながら、先生のお話をとても真剣に聞いています



パン粉状(砂状)になったら、2回目の水を足します。 


さっきと比べると、手の感覚が重くなるそうです。
そして、おそばの良い香りが…


最後に残った水を足して、調整します。
耳たぶくらいの硬さになればOK

今度は、手のひらで一気に固めていきます。
 

水回しの後は、『練り・くくり』


菊の花をイメージして内側へ内側へと練り込みます
 

お見事
あっという間に、菊の花のできあがり


その後は、菊の花のキズがなくなるまで、さらに練り込み…。



円すいの形に整えながら、表面にツヤが出るまで続けます。
おぉ、美しい

さぁ、次は延していきます。
まずは、『地のし』
円すいの形にまとまったそばの球を手でつぶして、丸型に。
 

打粉をふって、
 

丸を一回り大きくしていきます。
 

次に『丸のし』
麺棒で、丸をさらに一回り大きくしていきます。
 

麺棒を転がす手の形にも、秘訣が
厚みを均一に保ちながら、麺棒を転がすことが大切です


みなさん、先生の言葉や動きを逃すまいと、集中しています



次に『四つ出し』
丸から四角に形を変えていきます。
 


『肉わけ』で、厚さのバラツキを整えます。
 
 


『本のし』では、麺棒で厚さが均一になるように延ばします。
目安は2mm


延しの最後の工程は、『たたみ』
打粉をふりながら、たたんでいきます。
 
 
 


切りやすい長さにたたんだら、いよいよ包丁で切っていきます。


          
まず、打粉でクッションを作ってからおそばをのせます。
 

リズムよく、とんとんとん


腰を斜めに当てながら切ると、手元が良く見えて切りやすいそうですよ
 

茹でる時の事を考えて、打粉はできるだけ落としてからパックに詰めていきます。


できあがり~
おそばが乾燥しないように、金子先生流の輪ゴムのかけ方も、納得です。


さぁ、みなさん流れは覚えられましたか
いよいよ、今度は自分たちで打つ番です

まずは、お水を計るところから。
水の量が大切なので、みなさん慎重です。
金子先生からは、『容量』ではなく『重量』で計ると良いとのアドバイスがありましたよ。


ベテランの方も
   

2回目の方も
 

初めての方も
 


みなさん、とても楽しそうにそば打ち体験中
いきいきしていて、こちらもうれしくなるほどです
 
 
 
 




もちろん、わからないところは、金子先生がヘルプにかけつて、優しく教えてくれます
 
 
 


金子先生のほかにも、熟練の技を持つ髙野民児協会長からも貴重なアドバイスをいただきながら、みなさん仕上げていきます
 


そして、完成
自分で打ったおそばは、パックに入れて持ち帰ります
 
 
 
 



今度はゆで方を教えていただきます
使用するのは、先生が朝ご自宅で打ってきてくれたおいしいおそばです。
茹でたあとは、みんなでごちそうになりますよ~




大きなお鍋に、ぐつぐつとお湯を沸かし、


約2人分のおそばをぱらぱらと入れます。
 

おそばがお湯に浸かっている時間を少しでも短くするために、蓋をします。


再び沸騰したら蓋を開け、約50秒待ちます。
 
 
 
急いでおそばを上げて、


冷たい水で手早くぬめりを取り、


水をよく切ったら、ざるに盛り付けます。

さぁ、やってみましょう
男性陣と女性陣に分かれて、茹でていきますよ~
 

こちらができあがり
美味しそうですね~。



準備が整ったところで、みんなでいただきます
和やかな雰囲気の中で、おいしいおそばをいただきます
 


のどごしが良くて、本当に美味しいおそば
どんどんお箸が進み過ぎて、しばし無言になるほど
金子先生特性のそばつゆも、おだしが利いていて最高です。
あっと言う間に、完食
本当におしかった~と、みなさんご満足。
至福なひと時ですね


みなさんに協力していただき、片付けもスムーズに終了

講師を務めていただいた金子先生に関口所長からお礼の言葉を述べました
 

最後に、みなさんから金子先生に感謝の気持ちを込め拍手を送って終了となりました
 


金子先生、今回もわかりやすく丁寧に教えていただきありがとうございました

ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。
お家に帰って召し上がった、自分で打ったお蕎麦のお味はいかがでしたか
機会がありましたら、またぜひご参加ください
お待ちしております
ありがとうございました