鹿沼市デジタル・コミュニティ推進協議会

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無形の文化遺産、女性たちの花笠踊り@日渡路の大杉かんだ踊り

2011-08-21 | 粟野

鹿沼市無形民俗文化財の「日渡路の大杉かんだ踊り」が、

8月16日に行われました。

毎年送り盆の16日に行われ、

今年もジリジリジリジリ、とっても暑い日でした。

 

 

花笠踊りは、昨年から八坂神社から公民館へ

場所を移して行われるようになりました。

 

 

日渡路かんだ踊りは、花笠をかぶり、両手に花笠を持って、

口粟野大杉神社のお囃子「かんだ」にあわせて踊るもので、

踊り子は、女性です。

日渡路大杉神社例大祭(毎年8月16日)に奉納されます。

大正時代には、時代の流れから存亡の危機があったものの

羽山源七により消滅をまぬがれ、

その後も、踊り子の娘たちが嫁にいってしまい、

危うく絶える所を当時の大杉神社の神職大山晴視によって、

地元のお嫁さんたちに伝えられ、

以降、日渡路に嫁いだら、この踊りをならう習慣となり、伝承が続けられています。

 

 

「神田」のお囃子にあわせて、ゆったりした優雅な踊りです。

地域の皆さんに見守られながら、見事に 踊りきりました。

チビッ子も暑い中で、お囃子をがんばってました。

 

あたいも踊るわよ。。

 

地域の伝統芸能が、いつまでも継承されることを願っております。

 

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