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豆本から『雨過天晴』

2017-12-25 15:23:55 | 宮崎修二朗翁
M岡さんがブログで宮崎翁の豆本を紹介しておられて、わたしも改めて手に取っている。

何冊かの豆本があるが、
『徒・卒・愕 然 記(上)』(宮崎修二朗・豆本灯の会1984年 限定500部)の50~53ページ。
←クリック



この4ページに人名が6人出ている。
村上翔雲、足立告陶、中川一政、富田砕花、若山牧水、柳田國男。
たった4ページに濃い話が詰まっている。
そして出てくるのが、中川一政の歌集『雨過天晴』だ。
宮崎翁、「私が、疲れたとき披く歌集…」と書いておられる。
この本、『触媒のうた』の中の「断簡零墨」で中川一政のことを書いた時にわたし宮崎翁からお借りした。
そして、そのままお返しせずに手元にある。
お返ししなくて良かった。返していたら、古書店に行ってしまっていた。
二重の箱入り。
限定1000部。
扉の絵がいい。そして題字も中川の手になる。いいですねえ。
中川は絵だけではなく、書も高値がついていたのだ。

あ、そうだ。豆本に載っている宮崎翁の写真も上げておこう。



翁、60歳過ぎ。わたしが厚誼を頂き始めたころだ。お若い。珍しいネクタイ姿。なんの会だろうか?
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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宮崎本の表紙について (松岡)
2017-12-27 15:18:50
つかぬ事を伺います。宮崎さんの『徒・卒・愕 然記』ですが、下巻の表紙は愕が慢になっているのではないでしょうか。扉や奥付は愕なので誤植だと思いますが、今村さんご加蔵の本はいかがでしょうか。
返信する
宮崎本の表紙について (imamura)
2017-12-27 15:55:08
松岡様
いつもご教示ありがとうございます。
わたしのものも「慢」になっております。
誤植という話を聞いた覚えがないのですが、次回、翁にお会いした時に聞いておきます。
誤植はまさかという場所に起こり勝ちなんですよね。
返信する

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