新しい絵が入りました。
菅原洸人さんの油彩8F。
イタリアのベネチア。有名なリアルト橋。
1592年に完成した石橋。今も橋上には宝飾店やブティックがあるという。
これは、付録について来た水性アクリル画、6F。
早くに贈ってもらっていた本を読み終える。
楢崎秀子さんの『雲の上の寺』(編集工房ノア刊)。
エッセー集である。
楢崎さんは1930年のお生まれ。誕生日が来れば80歳。
詩人、伊勢田史郎氏が主宰するエッセー教室「階段」の同人でもある。
しかし、お若い。好奇心と行動力いっぱい。
背筋伸ばしてシャッキリと生きておられる姿が見える。なんとも魅力あふれる人だ。
文章が上手だ。読みやすい。疲れない。程よい。力まない。と言って、程度が低いということ
では決してない。元々教育者でもある。さらにお若いころには旺文社に7年間勤務しておられ
たという。幅広く深い知識をお持ちの人だ。その裏付けのもとに、さらりと思いを綴っておられ
る。
わたしは中でも、第一章の「私の四国遍路」が興味深かった。特に表題になっている「雲の上
の寺」は、スリル満点の文章で読まされた。
他の章もみな魅力的な話がいっぱい。
ほんとに充実した本だった。
楢崎さん、いつまでもお元気で。
夜、用海公民館での子ども将棋教室。この季節外れの寒い夜に、23人もの子どもがやって
来る。
時には雑談もする。今日は私の年齢の話になり、5年生の女の子が何歳と言ったと思います
か?
なんと、45歳と言うのです。うれしいですねえ。
自分の父親の歳を思い浮かべて想像するのでしょう。「私のお父ちゃんが40歳やし、それよ
りはちょっと上みたいやから、…45歳」と。
明日16日(金)の「輪」のおすすめ定食は
「手づくりハンバーグ」です。
よろしくお願いいたします。