詩と小説ほかの二人同人誌「砕氷船」37号をお贈りいただきました。
滋賀のH氏賞詩人、森哲弥さんからです。

表紙絵は森さんによるフロッタージュ。
姫路の孫のshuntaが描きそうな絵といえば森さんに失礼かな?
一方の同人、苗村吉昭さんは小野十三郎賞、富田砕花賞、福田正夫賞などの受賞詩人。
お二人とも実力派詩人です。
これは森さんの詩「カフェ『スクーナー』航海地図」から「ボート6 漕役囚徒」。
←クリック。
このあと2行あって、
リームをぬぐうこともせずに前にだした腕の
眠りの滝壺に落ちていった。
と続きます。
いかにも森節です。
独特の文体です。難しいといえば難しい。硬いといえば硬い。
でもこれが森哲弥ワールド。慣れなくてはなりません。
そうすると森ワールドで遊べるというわけです。
小説も連載されてますが、これも氏独特の言葉が使われていて、空想科学の世界で遊ぶことが出来ます。
豊富な語彙の活用に魅了されます。
しかし森さん、エッセイはこんなやさしい文体で書いておられます。
←クリック。
柔らかな心をお持ちなのです。
苗村さんの作品も一篇紹介しておきましょう。
「マトレーヤ」から「昇格試験」です。
←クリック。
優しい言葉での問題提起。あるいは社会批評。それを自分のこととしてとらえておられますが。
滋賀のH氏賞詩人、森哲弥さんからです。

表紙絵は森さんによるフロッタージュ。
姫路の孫のshuntaが描きそうな絵といえば森さんに失礼かな?
一方の同人、苗村吉昭さんは小野十三郎賞、富田砕花賞、福田正夫賞などの受賞詩人。
お二人とも実力派詩人です。
これは森さんの詩「カフェ『スクーナー』航海地図」から「ボート6 漕役囚徒」。

このあと2行あって、
リームをぬぐうこともせずに前にだした腕の
眠りの滝壺に落ちていった。
と続きます。
いかにも森節です。
独特の文体です。難しいといえば難しい。硬いといえば硬い。
でもこれが森哲弥ワールド。慣れなくてはなりません。
そうすると森ワールドで遊べるというわけです。
小説も連載されてますが、これも氏独特の言葉が使われていて、空想科学の世界で遊ぶことが出来ます。
豊富な語彙の活用に魅了されます。
しかし森さん、エッセイはこんなやさしい文体で書いておられます。

柔らかな心をお持ちなのです。
苗村さんの作品も一篇紹介しておきましょう。
「マトレーヤ」から「昇格試験」です。

優しい言葉での問題提起。あるいは社会批評。それを自分のこととしてとらえておられますが。