今朝の神戸新聞、読者文芸欄、詩の部です。
神戸新聞さん拝借お許しを。

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これは特選詩「父の戦争体験」矢野義信さん。
このあともう一行「八月が来るたびに思う」と下段に続きます。
「父はほとんど語らぬままに」とあります。
わたしの父もこの作者の父と同じ48歳で死にましたが、生前に戦争体験は結構語りました。
わたしにではなく、人に話しているのを聞いたのを覚えているのです。
それはそれは過酷なシベリア抑留体験でした。
わたしは後にそれを詩や散文に書いてます。
これは石井久美子さんの「変換」。

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選者の時里さんの評。「この作者の背伸びしない言葉の使い方にいつも感心する。技巧の見えないような自然な言葉のフットワーク」。
同感ですね。ウマぶらないところがね。
ところで今日の文芸欄ですが、詩、俳句、短歌、川柳と部門があって、特選入選者あわせて100人以上の人の名があります。その住所に驚き。
西宮市が一人もない。それだけではなく、宝塚、尼崎、伊丹、川西市が一人もない。阪神間では芦屋市の一人のみ。
後はみな神戸市以西。
なんということでしょうか!