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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

今日も草稿まで

2021-07-18 17:01:48 | 原稿
昨日は『KOBECCO』、今日は『六甲』、それぞれ9月号のエッセイ原稿を書きました。
どちらも草稿まで。

これから月末までボチボチと推敲を重ねていきます。

『コーヒーカップの耳』30年かけて書いた本です。
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「一本角の選択」

2021-07-18 10:40:33 | ドリアン助川さん
『青春と読書』8月号が届きました。
ドリアン助川さんの「動物哲学童話」は第5話「一本角の選択」と題してシカの話です。



こんなセリフがあります。
《この世の基本は、対立にあるんだ。天と地。昼と夜。夏と冬。オスとメス。シカとニンゲン。》
そして、こんなセリフも。
《みんな仲良く肩を並べています。なんと穏やかな風景でしょう。そこには対立がなく、調和があるだけなのです。》
ということで、この物語のテーマは「対立と調和」でしょうか。
最後の方の場面に意外性があって、目を見開かれる思いがしました。
《それなら、風は過去ではなく、未来から吹いてくるのかもしれないわね。あなたが見たすべての光景は、未来のものだったかもしれない。》
ドリさんの真骨頂がここに、という感じでした。
この本、また孫のkohに回そう。

『コーヒーカップの耳』これもいい本です。ドリさん推薦の本。
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