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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

ラッキー!

2018-01-13 20:26:50 | アート・文化
今日はフレンテホールでの「木津川計の一人語り劇場」でした。

毎年この時期にあって、いつもは前売り券を購入して家内と二人で観に行っている。 
ところが今年はちょっと事情があって、前売りは買わなかった。
行けるかどうか分からなかったので。
やはり家内は行けなくて、わたしだけで行った。
当日券を買おうとしたら、売り場で前の人が、二人分買っていたのだが一人来れなくなったということで、払い戻しを頼んでおられた。
しかしダメということで、わたしに向かって「1000円でどうですか?」と。
わたしは「ラッキー」と言って、その券で入場しました。
当日券のつもりが、逆に安い券を買うことができたのでした。

「私は貝になりたい」の演題での一人語り。良かった。
今日は木津川さん、お元気そうで安心して観ることができた。
重いテーマだったが感動的。しかも勉強になった。
話の最後は自虐ネタも含めて、ユーモアとペーソス話で明るくまとめられて、重たい気持ちがほぐされた。

帰りに杉山平一先生のご息女H美さんとお会いして話しながら会場を出た。
そこで、木津川さんはいつも通りサイン会をしておられて、たくさんの人が並んでおられた。
一言ご挨拶しようかとも思っていたのだが、H美さんともども遠慮して帰ることに。
エスカレーターを降りたところで、見知らぬ人に声をかけられた。
「あの隣におられた人は奥様でしょうか?」と。
「え?いや、知りません。多分違うと思いますが」とお答えしたが、ちょっと不思議。
あとで思ったのだが、H美さんとわたしとの会話を聞いておられたのだな、と思った。
二人が木津川さんと心やすいと思われたのだ。
H美さんは自転車で帰られた。
わたしは徒歩で帰った。
こんな近くでの講演、ありがたいことです。

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『触媒のうた』の書評

2018-01-13 08:45:32 | 触媒のうた
出版してから、もう半年を過ぎるが、まだ書評を送ってくださる人がある。
滋賀県にお住いのH氏賞詩人M氏より。

~拝啓、七草粥もすみ、時は早くも2018年のコースを走り始めました。
さて過日は御著書『触媒のうた』をおくってくださりありがとうございました。早くより拝受しておきながらお返事がおそくなってしまって申しわけありません。
宮崎修二朗氏の博識にもひかれましたが、ぼくは今村さんの語り口のうまさ、それに「きき上手」に感服しました。
今村さんと宮崎氏の出会いはもとめても得られない珠玉の邂逅といえましょう。
それから、ハンディな造本ながら書誌学的な配慮(巻末索引)がなされていることもご本の価値をたかめると同時に宮崎氏への静かな報恩になっていると思います。
ふりかえれば十数年前、滋賀県から西宮まで出不精なぼくを向かわせたのは今村さんの『コーヒーカップの耳』のすてきな文でした。今年もますますご活躍ください。~


ありがたいですねえ。こんな風に書いてきてくださって。ちょっと自己宣伝めきますが、ここに敢えてアップさせていただきました。
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