豊中の詩人、風呂井まゆみさんから、詩集『帰郷 早春の山ゆり』(編集工房ノア)をもう大分前にお贈り頂いていた。

わたしには未知の人だが、二年前にも『私は私の麦を守っている』という詩集をお贈り頂いている。
今度の『帰郷…』も過去の想い出を作品化したもの。
風呂井さんはわたしと同年代だけに共感するものが多く、胸の中に懐かしいものが広がる。
特に巻頭詩の「お堂」は七篇を連ねて、克明な影絵芝居を見るよう。
わたしの昔の記憶に重なる部分も多いのでなおさら懐かしさを感じてしまう。
Ⅱ章の「帰郷」では、父親の秘密を描いて緊張感が漂う。
「一枚の写真」です。
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一転、Ⅲ章は明るい想い出の詩が並ぶ。
Ⅰ章、Ⅱ章と比べて緊張感も少なく、少し甘い感がするが、それはモチーフの違いによるもので仕方がないのでしょうね。
でも色彩感が出ていて楽しめました。
風呂井様、貴重な一冊をありがとうございました。

わたしには未知の人だが、二年前にも『私は私の麦を守っている』という詩集をお贈り頂いている。
今度の『帰郷…』も過去の想い出を作品化したもの。
風呂井さんはわたしと同年代だけに共感するものが多く、胸の中に懐かしいものが広がる。
特に巻頭詩の「お堂」は七篇を連ねて、克明な影絵芝居を見るよう。
わたしの昔の記憶に重なる部分も多いのでなおさら懐かしさを感じてしまう。
Ⅱ章の「帰郷」では、父親の秘密を描いて緊張感が漂う。
「一枚の写真」です。

一転、Ⅲ章は明るい想い出の詩が並ぶ。
Ⅰ章、Ⅱ章と比べて緊張感も少なく、少し甘い感がするが、それはモチーフの違いによるもので仕方がないのでしょうね。
でも色彩感が出ていて楽しめました。
風呂井様、貴重な一冊をありがとうございました。