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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

『夢の箱』

2015-08-25 17:00:09 | 
今日、歯医者さんへ行った。
一冊、詩集を携えて。
『夢の箱』
待ち時間に読み始めた。
そして驚いた。

著者の橋本千秋さんは「火曜日」同人だった人。
合評会でいつもわたしは彼女の作品に注文をつけていた。
順番がきて彼女の作品を評するたびに「もっと推敲を」と。
もっともっと読み込んで推敲して下さいと。自分のことは棚に上げて。
人の作品の欠点はよくわかるんですよね。
先に「驚いた」と書いた。
素晴らしいのである。上手いのである。
「火曜日」に発表した詩が載っているのだが、初出とはまるで違う。
推敲が行き届いて見事な詩になっている。
彼女の夢想の世界が静かに広がっている。
読み手をその世界へと自然に誘ってくれる。
幽かな妖しい世界へ。
しかも心地よく。
一篇だけ紹介しよう。
元の「火曜日」に載ったのはこれです。わたしの鉛筆が入ってますが。

「火曜日」77号(2004年1月発行)
それほど良くないですねえ。言葉の流れが悪い。

しかし今回の『夢の箱』では
 クリックして下さい。
内容は同じでも完成度は全く違う。
他の作品もみなこのようにすっかり昇華したものになってます。まるで生まれ変わったように。
余程推敲されたと思います。
恐れ入りました。
素晴らしい詩集です。
まだまだゆっくりと楽しませて頂きます。
橋本さん、素晴らしい詩集のご出版おめでとうございます。
あ、申し遅れましたが、彼女はこれが第二詩集。
第一詩集は『長いノック』(1998年)という、二三行の詩ばかりの短詩でした。
それはそれで素晴らしい詩集でした。
その詩集評(「火曜日」57号1999年1月発行)はわたしが書かせて頂きました。
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詩集三冊

2015-08-25 14:30:09 | 
多くの方から詩集をお贈り頂きます。
ありがとうございます。
なるべく早く読んでお礼状をと思いながら、なかなか果たせていません。
わたし雑用が多くて…。
本ですが、どうしても早急に読まねばならないという本があります。
もちろん、それを優先的に読みます。
次に、なるべく早く読まねばならないという本があります。
どちらも原稿を書くための資料的なものです。
そして次に、自分が読みたいと思って買い求めた本です。
もちろん早く読みたいですね。
しかし、それが後回しになっています。
いつも頭の隅、というより結構真ん中あたりにあるのですが…。
そして、献呈本があります。
皆さまからお贈り頂く本です。
今、三冊の詩集が未読です。
『記憶のカバン』(曽我部昭美・砂子屋書房)2015年8月1日発行。



『夢の箱』(橋本千秋・編集工房ノア)2015年8月1日発行。



『小さな窓から』(桂木恵子・編集工房ノア)9月1日発行。


早く読んでお礼状を出さねばならないのだが、もう少しお待ちくださいね。
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スイカ割り 

2015-08-25 12:09:07 | 地蔵さん
最近ではスイカ割りをする光景を見ることはありません。
割れた瞬間のこの子どもたちのはしゃぎようがスゴイ。
来年以降もこの行事は続けよう。

スイカ割り №4
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「畠中光享・林哲夫作品展」

2015-08-25 10:58:58 | アート・文化
林哲夫さんから案内状を頂いた。


きれいな案内状です。
京都丸太町での二人展。
ちょっと京都までは…。一日仕事になってしまいますのでねえ。わたし色々と雑用が多くて。
神戸だったら半日なんだが。
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路地裏のお祭り。

2015-08-25 10:05:45 | 地蔵さん
わたしがお世話させて頂いているお地蔵さんのお祭りは、正に路地裏のお祭りです。
大きな祭礼ではありませんが、隣保に生活する者が力を合わせ、手づくりで行っています。
この地で育つ子どもたちの、良き産土の思い出となれば。

             
コメント (2)
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軒端行燈の数々。

2015-08-25 09:34:04 | 地蔵さん
昨夜の隣保の軒端行燈の数々。
路地に並びます。情緒があります。
 これはsatoの作品。見た人が「これはなに?」と悩んでおられました。

 この家の赤ちゃんの手形です。いいアイデアですね。









お孫さんの手形をアレンジして…。

 これは何年か前のsatoの字だ。なんでこの場所に?そうか、この家の人は絵が苦手で、satoが描いたのを拝借ということ。

これは私が最も感動した絵。 この家の幼児が描いたものです。ミッフィーということです。いいですねえ!

こちらはもう子どもさんも大きくなられて見事な漫画。水木しげるの模写ですね。
 


 お母さんも参加しての合作のようです。いいなあ。

それぞれ工夫を凝らして、楽しめます。




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