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喫茶 輪

コーヒーカップの耳

大臼

2013-11-15 14:59:53 | 地蔵さん

地蔵さんの境内に巨大な石臼がある。
わたしが子どものころにはすでに有ったから、戦前からのものだろう。

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直径64センチもある。

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横にもちゃんと穴がある。
何に使われたのだろう?こんな大きなので何を挽いたのだろう?
そしてなぜ地蔵さんにあるのだろう?謎である。
他にも石臼がある。
Cimg7861

この餅つき臼に見えるのは元々わたしの家の物だ。
以前、地蔵さんで地域の餅つき会をした時に提供したもの。毎年使っていたのでそのままになっているのだ(今更持ち帰っても置く場所がない)。また使うことがあるだろうか?もうやらなくなって久しいが。
餅つき臼に見えると書いたが、これはそうではなく、米搗き臼だ。というのも、わたしの記憶では、これは父が日本盛から譲り受けたもの。昔、酒造会社は酒米をこのような臼をズラリと並べて精米していたのだ。それが要らない時代になっても会社の構内にゴロゴロしていた。今も日本盛の構内には残っているはず。その内の一個を餅つき用にもらったというわけ。だから底が広く浅い。わたしが子どもの頃、これに金魚を飼ってたことがある。
これと同じ臼、今「日本盛煉瓦館」の入り口横に手水鉢がわりに飾られている。

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『生樹の門』

2013-11-15 12:12:30 | 

在間洋子さんから詩集『生樹の門』をお贈り頂いた。

Img294

彼女は詩歴の長い人です。経歴を見ると1968年に高田敏子さん主宰の「野火の会」に入会しておられる。
わたし、お姿をお見かけしたことはあるが親しくお話をさせて頂いたことはない。
でも、加古川の高橋夏男さんが送って下さる詩誌「別嬢」でいつも作品を見せて頂いている。
さて今回の詩集ですが、一読、多彩な作品が並んでいる。
一つのテーマに縛られず、ご自分の心を動かせたいろんなことがらを詩に昇華しておられる。
巻頭詩はこれです。

Img295←画面をクリックしてお読みください。

日常の表層を描きながら、さりげなく心の内を差し出していて上品だ。
そうかと思えばこのような作品も。

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見事なユーモア!わたしこんなん大好きです。
そして、このようなしみじみと読ませる作品も。
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「ほろり と去ってゆくひと」など見事な一行ですね。 よく言葉を選んでおられる。

表題の「生樹の門」は巻末に置かれている。

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産土の地を語りながら、詩作を通じてのご自分の人生の覚悟のようなものが見える。
まことに誠実で清らかな人物なのでしょう。
そして感心したのが「あとがき」です。

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多くは書かれていないが、高田敏子さんの言葉「上手に書かなくていいのですよ。自分自身の目で、耳で感じとったものを言葉に、でも言葉を選んでね」というのが印象的。
この教えを守ってこられたという気がする。
真摯に詩に向かえばこのように人間を磨くことになるのですね。ああ、わたしはダメだ。

コメント (2)
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カリンの実

2013-11-15 10:22:03 | 地蔵さん

今年は不作の年周りだったのですが、思ったより多く収穫できまし<wbr></wbr>た。
ので、欲しい人はどうぞ。
咳止めの妙薬になります。
お堂の中に置いてます。

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